全国規模として初!
第1回「ANAグループ
グランドハンドリングスキルコンテスト」を開催
~スキルを高め合い「他に類を見ない安心」を提供します~
2024年11月12日、第1回「ANAグループグランドハンドリングスキルコンテスト」が行われました。これまでも、エリアや会社単位では実施されていましたが、全国規模での開催は今回が初めてです。
スキルを発揮し高め合うことで安全品質の向上に繋げるとともに、ANAグループ全体のスキルの底上げに寄与し、『ANAグラハン=他に類を見ない安心』をお客様に提供することを目的として開催されました。
当日はANAグループのグランドハンドリングを担う11社より計39名が出場し、手荷物の積み降ろしを行う「搭降載」と、出発する航空機を駐機場から所定の位置まで押し出す「プッシュバック」のスキルを競いました。
◆開会式
右:ANA成田空港 白瀬 舞衣さんによる選手宣誓
◆競技の様子
<搭降載>
荷物の搭降載までの一連の作業を3名で実施します。制限時間は12分間。
正確さや丁寧さが必要とされる搭降載作業では、声掛けや誘導など作業者間の連携が取れているか、効率よく作業を行っているか等がポイントとなります。
積み降ろしの際は、重量物を下段に搭載し、軽くて小さい手荷物は上段に搭載するなど、破損しないための工夫が見られました。限られた時間の中で一つひとつ丁寧に扱いながらパズルのように積み上げる技術は圧巻です。
<プッシュバック>
出発する航空機を駐機場から誘導路へと押し出すプッシュバック作業を模擬で行います。各空港から代表者1名が実施しました。
定められた位置へ正確にプッシュバックができているか、スムーズな発進・停止ができているか、人が歩くスピードで実施できているか等がポイントとなります。
少しのハンドル操作で機体の動きが大きく変わるため、熟練の技が必要とされます。
◆応援の様子
◆結果発表
<指差呼称賞>
羽田空港 濵谷 英美さん
<Goodコミュニケーション賞>
成田空港チーム 白瀬 舞衣さん、江口 美紅さん、伊藤 詢菜さん
(写真は左から白瀬さん、江口さん)
<搭降載部門 優秀賞>
伊丹・神戸空港チーム
(写真左から、伊藤 ちなみさん、田中 優真さん、岩城 憧さん)
<PushBack部門 優秀賞>
羽田空港 小笠原 栄一さん
<総合部門 最優秀賞>
羽田空港チーム
(写真左から、濵谷 英美さん、菊池 龍さん、小笠原 栄一さん)
見事、最優秀賞の栄誉に輝いた羽田空港チームよりコメントをいただきました!
このようなコンテストを開催してくださり、ありがとうございます。日頃、お客様や仲間、安全のために愚直にやっていることを、このようなコンテストで表彰していただけることに感謝いたします。これからもグラハンを盛り上げられるように、皆さんと一緒に頑張っていきます。
◆閉会式より
ANA オペレーションサポートセンター
グランドハンドリング企画部長
曽原 倫太郎さん
半日にわたり繰り広げられた熱戦で、素晴らしい技術を見せていただきました。
まずお伝えしたいのは、ANAのグラハンはかっこいいということです。確実な指差呼称や無駄のない動作は凛々しく、改めて素晴らしい仕事をされていると感じました。
コンテストのため順位はありますが、どの空港も優れたスキルとチームワークを発揮していたと思います。また、選手だけではなく、各空港から駆けつけた応援の皆さんが空港を越えて熱心に応援する姿からも、グラハンのチームワークを感じました。
これからもANAのグラハンに誇りを持ち、魅力を広めていくとともに、更に良い職場にするために頑張っていきましょう。
ご参加いただきありがとうございました。来年もまたお会いしましょう!
ANAグループはこれからも、グランドハンドリング全体のスキルの底上げに取り組み、安全品質の向上に繋げるとともに、『ANAグラハン=他に類を見ない安心』をお客様に提供していきます。