「社内人財公募制度」を活用して、キャリア開発を実践!
~新しい職場環境で挑戦している社員にお話しを聞きました~
ANAグループでは、一人ひとりにあった多様性のあるキャリアを築いていくために、定期的な人事異動以外にも、自らの意志で希望異動先に応募できる「ANAグループ社内人財公募制度」を設けています。
今回は、同制度に応募して活躍される根間さんに、ANAグループの仕事のやりがいや、安心して働ける職場環境などについてお話しを聞きました。
<お話を伺った方>
根間 あゆみ さん
2024年にANAグループ社内人財公募に応募し、ANA沖縄空港株式会社(OKAAP)からANA人事部 人財大学に異動。現在では、運航乗務職(自社養成パイロット)の採用を担当。
Q. これまでのご経歴を教えてください。
沖縄出身です。学生時代は教員職にも興味があったため、教育関連業界で4年程働いた後に、2015年4月に原籍元であるOKAAPの前身の一つであるグランドシステム沖縄に入社しました。採用説明会でグランドハンドリング業務を知り、仕事内容に加えて、制服を着る仕事にあこがれを感じたことがきっかけです。
入社当初は、機内販売の物品管理を3年半担当しました。その際に、「アチコーコー」という特別プロジェクトで社内風土醸成に携わり、様々な部署の方と関わることが面白いなと感じました。
2018年10月にはOKAAP人事課に異動し、採用担当を4年半ほど務めました。コロナ禍も含めて、様々な採用活動を経験できたことでキャリアの幅が広がりました。
その後、旅客サービス部門で1年半ほど、チェックインや保安業務などを担当しました。システム更新や、コロナ後の需要回復に伴う人員増加もあり、こちらでも様々な経験ができました。
Q. 人財公募にチャレンジしようと思ったきっかけを教えてください。
OKAAPでお客様対応をはじめ空港業務の様々な経験を積む中で、環境を変えて、違う視点を持つことの重要性を感じるようになりました。
そんな折、ANAグループ社内人財公募の募集を拝見し、興味を持ちました。年齢的にも、様々な経験を積み、職場の班員育成や任されていた仕事のこともあり悩んでいましたが、上司に相談したところ、「興味があるならぜひ挑戦するべき」と応援してもらい、応募することを決意しました。普段から日常会話を含めて、上司とは些細なことも話すようにしていて、信頼関係があったので相談できたのだと思います。
Q. 出向先の仕事のやりがいなどを教えてください。
2024年10月にANA人財大学に異動して、自社養成パイロットの採用担当を務めています。大学での説明会や、採用における書類審査などを通じて、パイロットの採用活動を担う新鮮さを感じています。採用後、一定期間を地上勤務で過ごすパイロット訓練生の身体検査のサポートなども行っていて、覚えることは多岐にわたりますがとても楽しいです。
Q. 出向を通じて学びたいことと、原籍会社に持ち帰りたいことを教えてください。
人と人とのつながりを作りたいです。職場環境を変えよう、良くしようとしても、一人では進めることが難しいと思います。2026年にOKAAPはANAグループ入り10年になりますが、まだまだ変えていくべきものがあると感じています。
ANAグループでは、職種転換をはじめ、チャレンジできる環境が充実していると感じています。また、沖縄では出会わなかったタイプの方もたくさんいて、マネジメントの面で勉強になっています。人財大学での学びを持ち帰って、帰任後はOKAAPをさらに良くしていきたいです。
Q.皆さんに伝えたいこと
目指すべきキャリアに壁を感じても、まずは自分自身で行動することが大事だと思います。私自身も人財公募制度に応募して、世界が広がりとても良かったと感じています。キャリアを切り開くチャンスは、自分でとりにいくものだと思います!がんばってください!
上司からのメッセージ
■(現職)人財大学 片桐担当部長メッセージ
OKAAPでの経験を活かし、新しい風を当部に吹かせていただければと思います。根間さん、期待しています!!
■(原籍元)OKAAP 渡邊部長メッセージ
根間さんは、フロントラインや人事採用経験のある頑張り屋さんで、ANAグループ全体の「人の力」を引き出す人財大学の仕事は適任だと思います。「人の力」は可能性に満ちており、人財大学で人を育てることも経験し、自らも成長することで大いに活躍して欲しいです。ちばりよー!(沖縄方言でがんばれー)
ANAグループでは、今後も社内人財公募制度をはじめ、社員一人ひとりが目指したいキャリアを実現できるようキャリア挑戦機会の拡充に取り組んでまいります。