太宰府市ロゴ、NPO法人バリアフリーネットワーク会議ロゴ、ANAロゴ、ANAあきんどロゴ

第25-010号
2025年5月21日
太宰府市
NPO法人バリアフリーネットワーク会議
全日本空輸株式会社
ANAあきんど株式会社

九州初、太宰府市で「ユニバーサル地図/ナビ」を提供開始！

～年齢や障がいの有無に関わらず、安心して観光できる「令和の都だざいふ」を目指します～

  • ・2025年5月21日より、新たに太宰府市公式ウェブサイトでUniversal MaaS※1「ユニバーサル地図/ナビ」※2の提供を開始しました。
  • ・「ユニバーサル地図/ナビ」の社会実装は、九州では太宰府市が初となります。
  • ・2025年2月に「バリアフリー環境整備状況調査」（以下、実証実験）にて収集したバリアフリー情報や市有施設の情報を掲載しており、今後も順次情報を拡充していく予定です。
  • 「Universal MaaS～誰もが移動をあきらめない世界へ～」ロゴ
  • 太宰府市版ユニバーサル地図/ナビへのアクセス方法の説明と機能の説明図。アクセス方法：太宰府市公式観光ウェブサイト「ふらっと太宰府 歴史探訪の旅」内の「旅のお役立ち」から「Universal MaaS」ページにいくと「ユニバーサル地図/ナビを今すぐ使う」ボタンがある。そのボタンを開くと、ユニバーサル地図/ナビに遷移し、ユニバーサル地図/ナビを利用できる。機能説明:ユニバーサル地図/ナビでは、太宰府市が発信する公式情報やユーザーが投稿したバリアフリー情報が確認可能。トイレの情報、過去に車いすユーザーが通った走行ログなどが線やアイコンで地図上に表示されている。アイコンをクリックすると情報の詳細を確認することができる。

　太宰府市、NPO法人バリアフリーネットワーク会議、全日本空輸株式会社（本社：東京都港区）、ANAあきんど株式会社（本社：東京都中央区）は、「Universal MaaS」のコンセプトに基づき、昨年7月より共同プロジェクトを始動し※3、今年2月に実施した実証実験の成果として、5月21日よりバリアフリー情報などを反映した「ユニバーサル地図/ナビ」の社会実装を開始しました。

　観光スポットや交通機関などの公式なバリアフリー情報に加えて、実際に太宰府市に訪れた車いすユーザーの走行ルートや投稿した情報など、利用者目線のバリアフリー情報も地図上で確認できます。

また、利用者の特性や目的に応じた情報の絞り込み機能を搭載し、一人ひとりに最適な移動経路の選択・判断をサポートします。

■ご利用方法
　太宰府市公式ウェブサイト＞観光ウェブサイト「ふらっと太宰府 歴史探訪の旅」＞
　「旅のお役立ち」＞「Universal MaaS」からご利用いただけます。
URL：https://www.city.dazaifu.lg.jp/site/kanko/41692.htmlblank

  • 太宰府市のPRキャラクター、令和の都だざいふ応援大使の旅人のたびと、おとものタビット、れいわ姫
  • ※1：「Universal MaaS」とは
    　障がいや高齢など何らかの理由により、移動にためらいのある方々（移動躊躇層）が快適にストレスなく移動を楽しめるサービスの実現を産学官連携により目指しています。
    詳細は右記URLよりご覧ください。（ https://universal-maas.org/blank ）
  • ※2：「ユニバーサル地図/ナビ」とは
    　利用する方々に合わせた移動の参考情報を提供する新しい地図/ナビです。徒歩区間における最短ルートや自治体が発信する公共情報、ユーザーが投稿した車いす走行ログや利用したスポットのバリアフリー情報などを掲載しています。
    詳細は右記URLよりご覧ください。（ https://www.universal-maas.org/service-universal-maps-navigationblank ）
  • ※3：【共同プレスリリース】太宰府市で「Universal MaaS」の共同プロジェクトを開始
    詳細は右記URLよりご覧ください。（ https://www.anahd.co.jp/group/pr/202407/20240729-2.htmlblank ）

■2025年2月に実施した実証実験の様子
　太宰府市内の観光施設のバリアフリー調査を、当事者参加型のモニターツアー形式で行いました。
誰もが楽しむことができる観光地だざいふを目指して、今後も環境整備に努めていきます。

  • 聴覚障がいの方と天満宮参道を検証する様子。お土産店での課題
  • 車いすユーザーと政庁跡前の万葉歌碑を検証する様子。車いすユーザーの男性が車いすと同じ高さの万葉歌碑の説明文を読んでいる
  • 車いすユーザーと坂本八幡宮参拝を検証する様子。お賽銭箱の前に段差があるため、手前の参道から八幡宮を眺めている車いすユーザー
  • 視覚障がい者の方と大宰府政庁跡から坂本八幡宮へのルートを検証する様子。葉っぱのない裸木が連なる細い道を介助者に寄り添い歩く視覚障がい者

■太宰府市における取り組み
　太宰府市では、第二次太宰府市観光推進基本計画において、「ユニバーサルツーリズムへの対応」を掲げ、ユニバーサルツーリズムの視点からの整備、言語・文化の違いから生じる問題に対応し、バリアフリー観光の推進を図っています。

　今後は「ユニバーサル地図/ナビ」でのバリアフリー情報の発信に加え、受け入れ環境を強化するため、「観光施設における心のバリアフリー認定制度」の取り組みを周知し、認定施設の増加を図るなど、ユニバーサルツーリズム啓発推進事業を行い、「住まう人も、訪れる人もともに慶びを分かち合える“令和の都だざいふ”」を目指していきます。

＜自治体・各社の代表 / 本プロジェクトにおける役割 / お問い合わせ先＞

代表 本プロジェクトにおける役割 お問い合わせ先
太宰府市 市長：楠田大蔵 保有するデータの提供
実証実験フィールドの提供		 観光推進課
TEL：092-921-2121
NPO法人バリアフリー
ネットワーク会議		 理事長：親川修 保有するデータの提供
実証実験フィールドの提供に向けた調整		 TEL：098-929-1140
全日本空輸株式会社 代表取締役社長：井上慎一 本共同プロジェクトのとりまとめ
全体サービス設計/開発		 広報部
TEL：03-6735-1111
ANAあきんど株式会社 代表取締役社長：原 雄三 地域創生事業として自治体・地域事業者との連携調整・実証実験の実働サポート 福岡支店
TEL：092-720-8666

以上

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