北前船交流拡大機構・地域連携研究所が北陸能登の復興支援を行いました

金色の鳳凰が羽田空港に降り立つ。HANEDA SKY～北陸能登の復興支援の輪は羽田空港からミラノへ ! ～」

3月13日から23日にかけて、羽田空港第2ターミナル国際線エリア 出発ロビーで、東京クリエイティブサロン実行委員会主催「Tokyo Creative Salon(TCS2025)」の羽田エリア主要プロジェクトの一つとして「HANEDA SKY～北陸能登の復興の輪は羽田空港からミラノへ～」が開催されました。本プロジェクトでは、北陸地方を中心とする伝統工芸品の展示を行い、展示初日3月13日に、オープニングセレモニーとしての除幕式が執り行われました。

オープニングセレモニーでは、北陸能登の復興支援を祈念し、株式会社SGC代表取締役会長土屋豊氏から石川県輪島市長 坂口 茂氏へ「黄金の鳳凰（フェニックス）」が寄与されました。また、展示者代表として、秋田県産業労働部次長 杉山 重彰氏より展示品の紹介が行われました。除幕式には、前観光庁長官（日本空港ビルデング株式会社　専務執行役員）髙橋 一郎氏や、北前船交流拡大機構・地域連携研究所 理事長代行　森 健明氏らが出席しました。

今回の展示は、ミラノデザインウィーク期間中の2025年4月9日～13日に、ミラノ市内で福井県・秋田県・石川県の伝統的工芸品の展示会を開催する事を記念して、東京クリエイティブサロン羽田会場にておいて事前展示を行いました。北前船交流拡大機構によるミラノにおける伝統的工芸品の展示会は昨年に続き今年で2回目ですが、展示テーマを「時を超え魂を吹き込む職人たち： 日本の工芸の魅力」として、和の空間において日本酒も提供し、日本の文化の魅力を伝えました。

また、「地域の魅力を伝えたい観光事業者向けの“デジタルガイド作成・配信サービス　ARGS（リコーITソリューションズ提供）について紹介されました。

■「東京クリエイティブサロン2025 (Tokyo Creative Salon 2025以下: TCS 2025 )羽田エリア」

「ミラノデザインウィーク」で北陸、東北、秋田の伝統文化を世界に発信！

4月9日～13日にかけて、ミラノで開催されたデザインの祭典「ミラノデザインウィーク」において、北陸福井、東北秋田伝統工芸品、日本酒のPRを行いました。
ミラノデザインウィークは、毎年イタリア ミラノ最大規模のデザイン見本市「ミラノサローネ」、その周辺イベント「フォーリ・サローネ」で構成され、ミラノの街全体がデザイン地区に分かれ、万博形式の展示、イベントを開催しています。
北前船交流拡大機構は後援という立場から、2024年４月にミラノ大学を舞台にされた備前市・大館市の主催のミラノ フォーリ・サローネ出展をサポート致しました。
2025年は北前船交流拡大機構が自ら「産地プロデューサー」となり「欧州での日本文化発信」テーマにTENOHA MILAMOを舞台に北陸の震災復興支援に繋げる展示を主催しました。福井県と秋田県の職人や作家による和紙、漆、陶器をはじめたとした産地から生まれた数々の作品の展示を行いました。

また、現地バイヤーや関係者向けに日本酒のレセプションを行い、現地で購入可能な日本酒のPRを行いました。

期間中、会場には4000名を超える来場者がお越しになり、豊かな伝統文化を持つ北陸地方、世界中の人々に対し、北陸の「工芸」を通じて北陸の人や土地を認知・興味を持ち、復興を強く印象付ける機会となりました。
今回の展示を通じ、日本が誇る職人の技術と文化の意義を世界に発信し、地域活性化や国内外の販路拡大に繋げました。今後も日本の伝統的工芸品を通じたヨーロッパとの交流拡大を推進してまいります。

■一般社団法人北前船交流拡大機構
(ANA総合研究所は事務局運営を担っています。）