全国の赤十字病院へ
今年も幸せのすずらんを贈呈

2022 / 06 / 09
サステナビリティ

闘病されている方々や医療機関で働く人たちなどに少しでも笑顔になってもらおうと、ANAグループは毎年5月にすずらんの花を全国の赤十字病院などに送る活動を行なっています。今年も北海道で栽培された可憐なすずらんの花およそ2400束が全国に届けられました。

ANAグループは1956年から66年間、日本赤十字社の協力を得て客室乗務員などが直接、全国の赤十字病院や関連施設を訪れ、すずらんを届ける活動を続けてきました。

近年は新型コロナウイルスの影響で直接届けることはできませんが、今年も北海道千歳市近郊で栽培されたすずらん2435束が5月26日から全国51ヶ所に送られました。

25日には東京都港区の日本赤十字社で贈呈式が開かれ、ANAホールディングスの宮田千夏子サステナビリティ推進部長が
「この活動を継続できますのは、毎年多大なるご協力をいただいております日本赤十字社様をはじめ、多くの関係者の皆様のおかげでございます」と感謝の言葉を述べました。

すずらんは”幸せ”の花言葉を持ち、小さな鈴のような白い花を咲かせるとともに清楚な優しい香りが特徴です。

また花にはANAグループの社員がすずらんをモチーフにデザインしたしおりも添えられ、コロナ禍で医療機関の逼迫した状況が続く中、少しでも幸せが届けばという思いが込められています。

ANAホールディングス株式会社
サステナビリティ推進部
宮澤 初奈

「私が産まれる前から続く伝統的な活動の一翼を担うことができ、光栄です。
本年度は北海道の天候不良の影響ですずらんのお花をお届けすることができない恐れがありましたが、関係者の皆様のおかげで無事に全国へお届けすることができました。
これまで各地でつないできた信頼関係があったからこそ、実現できたと思っています。
各地からすずらんのお写真とともに「癒されています」との声をいただき嬉しく思います」