ANA HOLDINGS NEWS
ANA

第21-034号
2022年1月18日

2022年度 ANAグループ航空輸送事業計画を策定


  • ・ANAとPeachが、初めて共同でANAグループ航空輸送事業計画を策定しました。
  • ・国内線は、回復が想定される旅客需要を最大限取り込み、グループ全体で収益の最大化を図ります。
  • ・国際線は、各国の出入国規制や需要トレンドの変化を見極め、柔軟かつ機動的な供給調整を行います。
  • ・貨物事業は、貨物専用機の最大活用と旅客機を活用した貨物専用便の積極的な運航を通じ増収を図ります。

 ANAとPeachは共同で2022年度のANAグループ航空輸送事業計画を策定いたしました。

  • ・ANAグループは、コロナ禍による移動に対する社会的ニーズの変化を見据えて、「アフターコロナを見据えたグループ航空事業モデルの追求」を掲げて事業構造改革を推進しています。2021年度は、ビジネス需要に強いANAとレジャー需要に強いPeachの特性を活かした運航便の最適配分や、Peach運航便でのANAコードシェアを実施しました。今般、ANAとPeachが初めて共同で事業計画を策定することで、各路線や運航時間帯などの需要特性と、ANA・Peachそれぞれのブランド特性とのベストミックスを追求した便設定を推進し、グループ全体の収益最大化を目指します。
  • ・国内線は、新型コロナウイルス影響からの需要回復を前提に、ANA・Peach合計でコロナ前と同水準となる2020年度期初計画並の座席キロ供給を計画します。ANAは、機材の大型化や国際線機材の活用、臨時便の設定などを通じ、機動的に需要獲得を図ります。Peachは、早期回復を見込むレジャー需要の獲得を目指し、回復ペースを見極めながら既存路線の増便を図ります。また、ANAとPeachで双方の強みを活かしてグループネットワークを強化します。
  • ・国際線は、各国の出入国規制や需要動向を都度見極めながら路線を展開します。ANAは、アジア=北米間の接続需要や旺盛な貨物需要を最大限獲得するために羽田発着路線を一時的に成田へシフトさせるなど、旅客・貨物合計で便あたりの収入最大化を図ります。また、期初の設定にこだわることなく、月次ごとに需要動向に応じて増減便するなど柔軟な供給調整を行っていきます。Peachは、訪日外国人を中心とした需要の段階的な回復を見込み、運休路線の運航再開を計画しています。
  • ・貨物事業は、ANAが運用する11機の貨物専用機を最大限に活用し、定期便に加えてチャーター便や臨時便も積極的に展開し、旺盛な需要を取り込みます。また、旅客機を利用した貨物専用便についても機動的に設定し、全体収益の拡大に貢献していきます。
  • ・新型コロナウイルスの影響による需要変動を都度的確に見極め、柔軟かつ機動的に対応するため、運休・減便が発生した場合については、引き続き月次ごとに発表させていただきます。また、想定以上の需要回復が見込まれる場合は、機材の大型化や増便で対応していきます。

 路線便数等の詳細は以下のとおりです。

【ANAブランド航空輸送事業計画】
■国内線
 需要動向や競争環境等を踏まえ、以下の路線について増便・期間運航・減便を計画いたします。お客様利便性の向上や需給適合の観点などから、引き続き期間運航や期間増便・減便の活用を進めてまいります。
 Peachのネットワーク拡充により新規需要開拓を進める中部空港においては、ビジネスを中心とした需要獲得に向け一部路線ではANAで増便を計画することで、グループネットワークの最適化を図ってまいります。
 新型コロナウイルス影響への対応については、引き続き月次調整にて発表いたします。

(1)増便

(2)期間運航

(3)減便

  • ※1 2021年度下期修正事業計画の便数を表しています。新型コロナウイルスの影響に伴う減便等により、実際の運航便数とは異なる場合がございます
  • ※2 4月29日~7月14日、10月1日~29日は4往復/日、7月15日~9月30日は5往復/日
  • ※3 3月27日~8月4日、8月16日~10月29日は2往復/日、8月5日~15日は3往復/日
  • ※4 8月5日~15日、9月27日は4往復/日、3月27日、4月13日、15日~16日、20日~21日、29日~5月8日、11日~14日、16日、18日、20日、24日~28日、30日~31日、6月2日~3日、6日、8日~11日、14日~18日、21日~22日、24日、29日~7月1日、7月15日~8月4日、8月16日~9月26日、28日~30日、10月9日、11日~12日、14日、16日~19日、24日~25日、27日~28日は3往復/日、10月21日は2.5往復/日、それ以外は2往復/日
  • ※5 3月27日~8月4日、8月16日~10月29日は8往復/日、8月5日~15日は7往復/日
  • ※6 3月28日~4月28日、5月9日~10月29日は4往復/日、3月27日、4月29日~5月8日は5往復/日
  • ※7 4月4日~28日、5月9日~31は2往復/日、6月1日~30日は3往復/日、4月29日~5月8日は4往復/日
  • ※8 4月4日~28日、5月9日~12日、14日~31日は3往復/日、4月29日~5月8日、13日は4往復/日

■国際線
 お客様に早めにご案内をさせていただく観点などから、需要動向や競争環境等を踏まえ、以下の路線について運休・減便を計画いたします。
 羽田=ワシントン線、羽田=ヒューストン線に加え、羽田=シアトル線、羽田=バンクーバー線も成田発着への変更によりアジア=北米の接続需要獲得を目指すなど、旅客・貨物で便あたりの収入最大化を図ります。
 その他運航路線の便数計画につきましては、引き続き月次調整にて発表いたします。

 【対象期間】2022年3月27日~2022年10月29日

■貨物専用機
 需要動向や競争環境等を踏まえ、貨物専用機については以下の通り運航を計画いたします。
 旺盛な貨物需要は当面継続すると想定し、来年度も現行ネットワーク展開を継続しつつ、チャーター便や臨時便投入、旅客機を活用した貨物便を積極的に設定することで、さらなる増収を図ってまいります。
 旅客機を活用した貨物便も含めた詳細の計画につきましては、引き続き月次調整にて発表いたします。

 【対象期間】2022年3月27日~2022年10月29日

  • ※1 2021年度下期修正事業計画の便数を表しています。実際の運航便数とは異なる場合がございます
  • ※2 需要動向に応じて臨時便を随時設定してまいります

【Peach航空輸送事業計画】※1
■国内線
 新型コロナウイルス影響からの需要回復を見込み、増やした機材、路線を最大限活用し、航空機の稼働の最大化を目的にダイヤ設計を改革するとともに増便や便の設定時間を拡大します。
 さらに、シーズンや曜日ごとの便数設定を行います。

(1)増便

(2)減便

  • ※1 運航スケジュールは、関係当局への申請・届出・認可を前提としております
  • ※2 2021年ウインター期間の計画便数です

■国際線
 海外渡航の段階的な環境改善を見込み、2022年度内の羽田と台北・上海、成田と台北、関西と台北・上海・香港を結ぶ路線の再開を目指します。

以上

  • 報道機関からのお問い合わせ先:
    ANAホールディングス(株)
    広報・コーポレートブランド推進部
    03-6735-1111

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