
ロンドン・ヒースロー空港第2ターミナル(クイーンズターミナル)に
エア・インディアが移転し、スターアライアンス加盟各社と合流
英国ロンドン - 2016年1月26日 - スターアライアンス加盟航空会社のエア・インディアは、ロンドン・ヒースロー空港におけるすべての運航を、第4ターミナルからスターアライアンス各社の拠点である第2ターミナルへと移行しました。インドの国営航空会社であるエア・インディアは約70年に渡り、ボーイング777型機またはボーイング787型機にてヒースロー空港から1日最大往復8便を運航しています。現在は1日2便のデリー行き、1日1便のムンバイ行き、週4便のアフマダーバード行き、週3便のニューアーク(ニューヨーク)行きを運航しています。
「ロンドン・ヒースロー空港は、スターアライアンスが持つ世界的ネットワークのうち、最大となる24の加盟航空会社が就航する空港です。だからこそ、ヒースロー空港において全加盟航空会社が“同じ屋根の下”に集結することはスターアライアンスにとって長期的な戦略でした。今回エア・インディアが成功裏にクイーンズターミナルに移行したことにより、この戦略が達成されました」と、スターアライアンスCEO、ジェフリー・ゴーは述べています。
第4ターミナルに比べて第2ターミナルのチェックインレイアウトとコンセプトである自動化の促進と共同チェックインにより、お客様の旅行はより容易になります。オンラインチェックインをしていないお客様は、航空会社に関わらず、第2ターミナルで利用可能な81機の自動チェックイン機のいずれも利用することができます。これらの自動チェックイン機は搭乗券と受託手荷物タグのプリントも行います。エア・インディアのお客様は、チェックインが完了していれば、ゾーンDの共用カウンターにて手荷物を預けることが可能です。係員のサポートが必要なお客様や、ファーストクラスやビジネスクラスで渡航するお客様、スターアライアンスゴールド会員のお客様はそれぞれ、ゾーンDのカウンターもご利用いただけます。
エア・インディアのファーストクラスまたはビジネスクラスで渡航されるお客様、またはスターアライアンスゴールド会員のお客様は、スターアライアンス加盟航空会社であるエア・カナダ、ルフトハンザドイツ航空、シンガポール航空、ユナイテッド航空が運営する第2ターミナルの4箇所のラウンジを利用することができます。
「ヒースロー空港第2ターミナルの運用を開始して以来、この新施設はお客様から大変好評をいただいており、今後このターミナルを利用する1日あたり約1,000人のエア・インディアのお客様も、旅行が大きく改善されたことにお気付きいただけると確信しています。特に、ヒースロー空港でエア・インディアと他のスターアライアンス加盟航空各社との乗継ぎを日常的に利用される数百人のお客様にはご満足いただけるでしょう。バスで空港内を移動することなく、1つのターミナル内で快適な乗継ぎが可能になります」と、ジェフリー・ゴーCEOは述べました。
ヒースロー空港にて、すべてのスターアライアンス加盟航空会社が同じターミナルで運航するというコンセプトは10年以上前に考案され、第2ターミナル(クイーンズターミナル)がオープンした2014年6月に実を結びました。2014年の6月から10月の間に、23社の加盟航空会社がそれぞれ第2ターミナルに移転しました。エア・インディアは2016年にスターアライアンスに加盟し、それ以来、第2ターミナルの新しいチェックインコンセプトに合わせるべく取り組んできました。
ヒースロー空港の同一ターミナルで運航することにより、スターアライアンス加盟航空会社は、同空港を利用する年間約1,200万人のお客様に、乗継ぎ時間の短縮などによる大幅に改善された旅行体験の提供が可能になります。ターミナル全体に最新技術が施され、お客様はより一層、旅がしやすくなっています。
現在、ヒースロー空港に運航しているスターアライアンス加盟航空会社は以下のとおりです。エーゲアン航空、エアカナダ、エアチャイナ、エアインディア、ニュージーランド航空、ANA、アシアナ航空、オーストリア航空、アビアンカ航空、ブリュッセル航空、クロアチア航空、エジプト航空、エチオピア航空、EVA航空、LOTポーランド航空、ルフトハンザドイツ航空、スカンジナビア航空、シンガポール航空、南アフリカ航空、スイス航空、TAPポルトガル航空、トルコ航空、タイ国際航空、ユナイテッド航空。全社合わせ、ヒースロー航空から1日27か国44地点に向け、117便以上を運航しており、それぞれ、スターアライアンスの190か国1,330空港への1日18,450便へのアクセスが可能になります。
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