※1　アショカとは
世界最大のソーシャル・アントレプレナー（社会起業家）のネットワークであり、利他的な目標のために活動するイノベーターから成り立つ組織。米ワシントンの本部と世界34カ国に運営支部を持つ。「ソーシャル・アントレプレナシップ（社会起業）」は、社会福祉とビジネス起業という、相反する基準やアプローチを持つ二つのセクターを融合させることによって、社会の歪みはよりスピーディーに能率よく改善されるという発想から1970年代にできた概念。この概念の生みの親であるビル・ドレイトンはこの概念を実際の目に見える活動として押し進めるため、その活動の運営母体としてのアショカを1981年に米ワシントンで立ち上げた。以来33年間に約3,000人のアショカの定義にかなった社会起業家（アショカ・フェロー）を80カ国から選出している。アショカジャパンは東アジアで始めての拠点として2011年に発足し、2013年までに3人のフェローが選出されている。
※アショカの支援した著名社会起業家
　ムハンマド・ユヌス・・・グラミン銀行創設者。ノーベル平和賞受賞者。
　ジミー・ウェールズ・・・・Wikipedia創業者

※2　ANAバーチャルハリウッドプログラムとは
お客様へ提供している価値を高めるため、既成概念に捉われないアイディアを社員自らが描き、部門や仕事の境界を超えて賛同する有志を募り企画、実現していくボトムアップ型の提案制度として2004年からスタート。日常の業務改善ではなく、ANAグループが世界のリーディングエアラインとなるため、将来の新しい価値の実現に向けて活動するプログラム。これまでに約600名のANAグループ社員が参加、毎年十数件の企画が提案されている。2007年に開設した「ANAグループ安全教育センター」の設立や空の上の結婚式など、これまでに数多くの案件が実現。今回の「Blue Wing」は、「ANAの翼に、“ANAを利用すると世界を変えることが出来る”という新たな付加価値をつけたい」との想いから着想したもの。