2007年12月12日（水）中国国際航空と上海航空は、北京国際空港第3ターミナル（新ターミナル）での式典において、スターアライアンスに正式加盟いたしました。
　この加盟により、スターアライアンスメンバーは19社となり、160カ国、897都市、1日17,000便を運航するアライアンスとなります。他の航空連合と比べても、お客様により多くの選択肢を提供いたします。国内線のみで、40都市がアライアンスネットワークに加わることとなり、多くのお客様にスターアライアンスのメリットをお楽しみいただけます。

　「中国は、世界の中で最も成長著しい航空市場であり、中国国際航空と上海航空の加盟により、本日からお客様に対し、中国内外の比類なきネットワーク接続を構築いたします」とスターアライアンスCEOのヤーン・アルブレヒトが言いました。

　中国国際航空は、中国のナショナルフラッグキャリアであり、2008年北京オリンピックの唯一の公式パートナー航空会社です。

　中国国際航空のリー会長は、次のように述べました。「世界で最も成長著しく大きい航空連合が、世界で最も成長著しく大きい国、中国にやってきました。中国を代表する航空会社の中国国際航空が、スターアライアンスに加盟し、世界を代表する航空会社のグループと戦略的な協力関係を結んでまいります」。

　上海航空は、2001年にA株を発行し、中国で初めて上場した民間航空会社です。

　上海航空のジョウ会長は、次のように述べました。「上海航空が、スターアライアンスに加盟することにより、上海空港をハブとして、世界と中国の橋渡しをすることに、大変喜んでおります。スターアライアンスは、中国の国内路線網を拡充できます。上海航空は、世界のより多くの都市にネットワークを拡充でき、より高品質なサービスを提供するとともに、お客様により多くのメリットを提供することができます。スターアライアンスのおかげで、上海航空の将来は明るいものとなるでしょう。」

〜中国におけるデュアルハブ戦略とは〜

　中国の国内線および国際線の接続利便を向上させるため、中国国際航空と上海航空が、中国に乗り入れているスターアライアンスメンバーとともに、北京空港と上海浦東空港の2大ハブを中心として取り組んでおります。

　2008年3月にオープンする予定の北京空港第3ターミナルにスターアライアンス加盟航空会社は集結いたします。

　同様に上海浦東空港では、2008年3月にオープンする第2ターミナルにスターアライアンス加盟各社が集結いたします。

〜マイレージのメリットとは〜

　中国国際航空と上海航空は、スターアライアンスに加盟することにより、お客様にマイレージの面でメリットを提供いたします。

　中国国際航空のフェニックスマイルズの会員および上海航空のクレーンクラブの会員は、スターアライアンス加盟航空会社を利用することにより、マイルをためることが可能となり、たまったマイルをアライアンス加盟航空会社で利用することも可能です。加えて、アライアンス内の航空会社で積算したマイルは、中国国際航空や上海航空のステイタスカード獲得のためのカウント対象となります。

　また、スターアライアンス各社のマイレージ会員は、中国国際航空や上海航空を利用することにより、マイレージの積算ができ、マイレージ特典もご利用になれます。

〜特別運賃とは〜

　中国国際航空と上海航空は、11種類のスターアライアンス各種運賃に参加いたします。その中には、お客様に好評をいただいている、世界一周運賃、サークルアジア運賃、サークル太平洋運賃やスターアライアンスコンベンションプラスも含まれています。

上海航空について
「安全第一、お客様第一、高品質」は、上海航空の理念です。国内線140路線、国際線11路線を就航し、幅広い内際の路線網を具備しております。上海浦東空港を、より機能的な空港にするため、国内路線網を充実させ、接続利便を意識した欧州や米国への運航を目指しております。2010年までに現在59機の航空機を100機程度に増やす計画です。2008年にはボーイング787を導入する予定です。

中国の航空会社として始めて、IATAのIOSA（安全監査）に合格いたしました。定時性や安全性、顧客満足において、様々な賞を獲得しております。

5，460人の従業員、59機の航空機を有し、8カ国71空港（国内60、海外11）に就航、年間旅客数は、748万人となり、年間売上は、10億米ドルとなっております。ハブは、上海となります。