第26-022号
2026年8月4日
ANA未来創造ファンドから「株式会社JIJ」へ出資
ANAホールディングス株式会社(以下、ANAHD)は、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「ANA未来創造ファンド」を通じて、量子技術を活用した数理最適化ソリューションを提供する株式会社JIJ(本社:東京都港区 / 以下、JIJ)へ出資をしました。
JIJは、製造業の生産計画、物流の配送計画、通信基地局の運用計画など、様々な産業に存在する「数理最適化」と呼ばれる問題の解決に注力しています。ビジネス現場で求められる実用レベルの数理最適化問題は、複雑で大規模な計算が必要なため、従来のコンピュータでは解くことが困難であり、手作業による計画策定など、作業の非効率さが課題となっていました。同社は、東京科学大学で培われた量子技術と数理最適化の知見をもとに、実際のビジネス課題を解決できる数理最適化プラットフォームを提供しています。JIJの技術は国内外で高い評価を得ており、今回調達した資金により、研究開発、プロダクト開発、事業開発体制を強化するとともに、国内外での事業展開を加速させる方針です。
ANAHDは、専門知識がなくても高度な最適化計算を可能にするJIJの技術力を高く評価し、本出資を決定しました。JIJとは、既に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)公募の宇宙戦略基金事業において、宇宙観測データの処理における協業を進めております。また、整備部門では、運航便を担う整備士の毎日の標準勤務パターン作成に焦点を当て、自動最適化ツールの技術実証を進めています。これにより、計画策定作業の効率化と精度向上、整備士の適正な配置や業務負荷の軽減等の効果を見込んでおります。
今後も、JIJとは航空事業を中心としたオペレーションの課題解決や収益性改善などに向け、幅広い連携による価値創造を実現していきます。
【JIJについて】
| 会社名 | 株式会社JIJ |
| 所在地 | 東京都港区芝浦三丁目3番6号 東京科学大学キャンパス・イノベーションセンター INDEST 403 |
| 代表者 | 山城 悠 |
| 設立日 | 2018年11月 |
| 事業内容 | 量子技術と数理最適化を活用し企業の複雑な計画課題を解決するプラットフォームの開発・提供、および数理最適化プロジェクトの導入・実装支援 |
| URL | https://www.j-ij.com/ja |
【ANA未来創造ファンドについて】
| 名称 | AH―GB未来創造投資事業有限責任組合 (通称:ANA未来創造ファンド) |
| 設立日 | 2024年4月 |
| ファンド規模 | 80億円 |
| 運用期間 | 10年 |
| 主な投資対象 | 新規事業創出の加速や航空非連動事業の強化による新たな収益機会の獲得、航空事業の収益性改善やお客様体験価値の向上が期待できる領域 例. ・次世代モビリティ関連(エアモビリティ、MaaSプラットフォーム、Universal MaaS、ドローン、宇宙等)、 ・顧客基盤活用ビジネス関連(Fintech、データ解析、NFT等)、 ・ネットゼロ関連領域(SAF等の燃料、DAC等のネガティブエミッション技術、グリーンエネルギー、カーボンオフセット等)、 ・航空サービス・オペレーション関連(ロボティクス、AI、自動運転技術等)、その他 |
| 無限責任組合員 | グローバル・ブレイン株式会社 |
| 有限責任組合員 | ANAホールディングス株式会社 |
| URL | https://www.anahd-cvc.com/ |
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未来創造室 新規事業開発部 担当
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