ANA HOLDINGS NEWS
ANA

第25-053号
2026年3月5日

国土交通省「ドローン配送拠点整備促進事業」にて
医療品配送の検証を実施

~沖縄県でドローンを活用した平常時も災害時も対応可能な配送モデルの有効性を検証~


  • ・ANAグループ中期経営戦略に掲げるモビリティ事業の一環として、2025年10月19日から2026年1月29日まで沖縄県において、ドローンを活用した医療用医薬品および輸血用血液製剤の輸送実現に向けた長距離配送検証を実施しました。
  • ・本実証は、国土交通省「ドローン配送拠点整備促進事業」に採択されたものです。
  • ・平常時と災害時の双方を見据えた運用フローを作成し、定温輸送技術を採用することで、医療用医薬品や研究用血液の品質保持や、医療品の受発注や運航調整における組織間の情報連携が機能するかを検証しました。
  • ・大型VTOL固定翼ドローンを製造する(米)Skyways Air Transportation Inc.と、アジア太平洋地域(APAC)市場におけるドローン配送サービスを検討するために、業務提携契約を締結しました。

 ANAホールディングス株式会社(以下、ANAHD)は、「2026-2028年度 ANAグループ中期経営戦略」に掲げた、ドローン事業の2027年商用サービス開始に向けた取り組みの一環として、2025年10月19日から2026年1月29日まで沖縄県において、大型VTOL固定翼ドローンを活用した医療用医薬品および研究用血液の長距離配送検証を実施しました。本実証は、国土交通省の「ドローン配送拠点整備促進事業」に採択されたもので、糸満市~久米島町(約100km:1時間4分)および糸満市~名護市(約89km:1時間1分)を結ぶ2つのルートを運航しました。

  • VTOL(Vertical Takeoff and Landing)型固定翼ドローン:ヘリコプターのように垂直に離着陸ができ、かつ飛行機のような固定翼機として高速で長距離を巡航できる能力を併せ持ったドローン

 本実証は、沖縄県および名護市と設立した「沖縄県ドローン配送社会実装推進協議会」を主体として、社会実装に向けて検討を進めてまいりました。平常時の運用想定では、定温輸送技術が組み込まれたドローン用配送箱を利用して、オンデマンドで医療用医薬品および研究用血液をそれぞれ複数種類混載して配送したことで、地理的条件により即応性の確保が困難であった地域への配送に、ドローンを活用することで輸送時間を短縮できることが確認できました。また、災害時の運用想定では、沖縄県総合防災訓練に参加して、久米島町が被災し医療物資が枯渇したという想定で県災害対策本部と航空運用調整を行ったことで、久米島病院への緊急配送時の運用フローを確認することができました。結果として、平常時も災害時も対応可能なドローン配送モデルの有効性を検証することができました。今後、本検証の成果をもとに、関係各社、自治体等と実用化を検討してまいります。

 また、ANAHDは本検証で運航した大型VTOL固定翼ドローンを製造するSkyways Air Transportation Inc.(本社:アメリカ合衆国テキサス州 / 以下、Skyways)とAPAC地域でのサービス検討に向けた長期的な業務提携契約を締結しました。自社内でSkyways専用の操縦士を育成・認定できる体制を確立したことで運航サービスの拡張性を確保し、実証段階から商用レベルの本格展開へ検討を進めていきます。

  • ◾️実証実験の概要
  • ◾️沖縄県ドローン配送社会実装推進協議会における各社役割
  • ◾️Skyways会社概要

以上

  • 報道機関からのお問い合わせ先:
    ANAホールディングス株式会社
    広報・コーポレートブランド推進部
    03-6735-1111
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