北海道滝川市でグライダー×ワーケーション
「スカイワーケーション」モニターツアーを実施します

　ANAあきんど株式会社札幌支店（上席執行役員札幌支店長：宮坂 純子、所在地：北海道札幌市、以下「ANAあきんど札幌支店」）と北海道滝川市（市長：前田 康吉、以下「滝川市」）は、2022年より滝川市の地域資源であるグライダー（※1）を活用したワーケーション「スカイワーケーション」の推進に取り組んでいます。今年度も「スカイワーケーション」の旅行商品化の可能性やビジネス創出の可能性を検討するモニターツアーを企画しており、2025年8月にグライダー経験者を対象にした長期型を実施し、同11月にはグライダー未経験者を対象にした短期型を実施予定です（※2）。

　滝川市は地理的特徴から多様な上昇気流が発生しやすく、航空管制上の制約も少ないため、グライダーを中心としたスカイスポーツが盛んな街です。市内にある「たきかわスカイパーク」（以下「スカイパーク」）は、公益社団法人滝川スカイスポーツ振興協会が運営する公園と飛行場の機能を有する日本で最初の本格的航空公園で、経験豊富なスタッフがおり、練習機から高性能機まで豊富なラインナップのグライダーが整備されていることから、日本中からグライダー愛好者が集まります。
　「スカイワーケーション」では、滝川市に滞在しながらリモートワークを行い、余暇に「スカイパーク」で実施するサマートレーニングコースへの参加や周辺観光、地域交流を楽しむことで、企業に所属しているグライダー利用者等による継続的な滝川市への訪問や移住、新規事業の誘致等を推進しています。また、各大学のグライダー部の合宿誘致に取組み、経済活性化と交流・関係人口の拡大に繋げることを目的としています。

◆短期滞在型プログラム（11月4日～6日、11月6日～8日の全2回実施予定）
　短期型では、グライダー経験が無い方をターゲットに、「スカイパーク」が主催するグライダーの体験搭乗や地元企業との交流、地域資源の視察を通じて、「スカイワーケーション」の旅行商品化や、滝川市での新たなビジネスの創出の可能性を探ります。
＜短期プログラムのスケジュール例＞

◆長期滞在型プログラム（8月3日（日）～8月9日（土）実施）
　長期滞在型では、「スカイパーク」が主催するグライダー技術向上を目的とした5日間のサマートレーニングコースに参加しながら、滑走順を待っている時間や気象条件でフライトができない時間に仕事（ワーク）を行います。参加者は「スカイパーク」の特別協力により滑走路付近に駐車した車両の中や、滞在先のホテルのワークスペース等でワークを実施しました。
さらに、本モニターツアーでは、参加者にグライダー以外の滝川市の魅力も体感していただくために、滝川市ならではの食の体験や地域事業者との交流プログラムなども実施しました。事業者との交流プログラムでは、難病とたたかう子どもたちが自然の中で過ごすことができる医療ケア付キャンプ施設「そらぷちキッズキャンプ」の見学とボランティア活動を行いました。

〈長期滞在型プログラムのスケジュール例〉

　今後もANAグループは、地域の魅力を積極的に発信し、地域を元気にする取り組みを進めてまいります。