ANAオープン第50回記念大会開催

　全日本空輸株式会社（以下、ANA）が主催するANAオープンゴルフトーナメント（以下、ANAオープン）が2024年9月12日～15日に第50回目の大会を開催します。

　ANAオープンは、1973年に日本全国のお客様と北海道の地域との多様な関わりを創出することを目的にスタートしました。これまで地元企業をはじめ多くの企業の皆様にサポートいただき、昨年は594名のボランティアの皆様が運営に携わってくださいました。本大会の会場では開催地である北広島市をはじめ、北海道内の自治体の方々にお越しいただき、来場者に「ふるさと納税」の返礼品の紹介や各地の魅力を発信していただいています。また、地元中学校の校外学習の受け入れなども行っています。
　各地域の人口が減少する中でも、ANAオープンを通じて少しでも多くの方々に北海道各地の素晴らしさを知っていただくため、様々な形で継続的に地域を盛り上げていければと毎年取り組みを進めています。

　トッププロのゴルフトーナメントでありながら、ANAの招待選手として地元北海道をはじめとしたアマチュアゴルファーも参加するなど、多くのゴルファーに盛り上げていただき、遂に今年50回目を迎えます。長い歴史の中で、2018年北海道胆振東部地震、2020年新型コロナウイルス感染拡大によりこの2回だけ開催を見送っています。コロナ感染者数の拡大に見舞われた際は無観客での実施を余儀なくされ、2022年は3年ぶりの有観客での開催になりました。幾度となく地元の皆さまの熱いご声援に助けられ、現在に至っています。

　ANAオープンをこれまで支え育ててくださった日本ゴルフツアー機構をはじめ、スポンサーの皆様、地域の皆様、ファンの皆様、大会ボランティアの皆様、そして歴代の出場選手の皆様に改めて感謝いたします。本大会は「時を超え、空を超え、50回目のありがとう。」をスローガンに、第1回から受け継がれるこの舞台で関係者の皆様とともに胸が高鳴る熱い大会開催を目指してまいります。

　飛行機という移動手段を提案できるANAならではのゴルフトーナメントとして、さわやかな北海道の大地で毎年熱戦が繰り広げられています。アスリートの皆さんの挑戦する姿勢、目標に向かってたゆまぬ努力をする姿勢はANAが脈々と受け継いできた挑戦するDNAやANAグループ行動指針の「努力と挑戦」と相通じるところがあり、社員の士気向上に繋がっています。

　「地元の皆様と協業しともに発展する」の信念の下、これからもANAオープンをはじめとする様々な活動を通して、地元の方々との絆を大切に、地域に愛着を持つ人をますます増やし、日本が元気になる地域創生に取り組んでまいります。今後もANAグループにご期待ください。

【ANA代表取締役社長 井上 慎一 ご挨拶】

　ANAオープンゴルフトーナメントがこうして伝統ある日本有数のビッグトーナメントとして半世紀にわたり飛躍し、この度第50回目を迎えられること、皆様のお力添えのおかげのほかなりません。皆様から待ち望んでいただける「地域の風物詩」として認識されていることはANAグループにとって大きな喜びです。支えてくださる皆様に心より御礼申し上げます。本年も北の名門 札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースを舞台に、記憶に残る名勝負が繰り広げられることを期待しています。男子プロ選手ならではの力強い迫力あるプレーを一緒に楽しみましょう。