2024年3月8日
株式会社ANA総合研究所
ANA総合研究所が企画・運営を支援した
“ビジット・ジャパン・マーケティング戦略コンペティション”の
優勝チームが日本を訪れました
ANA総合研究所(以下、ANA総研)はロンドンビジネススクール(以下、LBS)の学生を対象に、テーマを「海外からのZ世代・将来の富裕層による地方訪問促進策」とし、「富裕層」「地方創生」というANAグループとして重視する課題解決の提案を募集したコンペティションを12/1にロンドンで開催しました。優勝チームは、東北エリアの魅力を紹介し、誘客に結び付ける提案をしました。当該チームはANA総研が優勝賞品として提供した航空券を利用し、2/13~15の日程で提案対象となった秋田県を実際に訪問、各所にてコンペでの提案内容の発表と意見交換を行いました。
(当コンペに至る経緯や当日の様子については以下の記事を参照ください)
ロンドンビジネススクール・ジャパンクラブとの取り組みについて
ANA総研は今回のLBSの取り組みを、日本の地方の魅力発信について海外からの目線で提案をいただくことができる絶好の機会ととらえ、メインスポンサーとして企画・運営を支援してきました。将来世界で活躍するLBSの皆様に、日本の地方を真剣に研究いただいた上で、初めてANAにも搭乗し良さを感じてもらった意義は非常に大きいと確信しており、彼らの情報発信を通じ、訪日気運が高まることを期待しています。
ANA総研ではこのような世界を繋ぐ取り組みを今後も行ってまいります。
- ・研究の対象となった秋田県を訪問
一行の秋田県訪問に際しましては、秋田県を代表する企業である秋田銀行様から訪問日程のアレンジやマスコミへの広報について多大なご協力をいただきました。
- ・秋田県知事訪問
なぜ提案対象に秋田を選んだのか、秋田県の魅力と課題などについて意見交換を行いました。佐竹知事からは「様々なアイデアを出していただき感謝しています。秋田の良さを発見して、皆さんの出身国でも伝えて欲しいです。」とのコメントをいただきました。
- ・国際教養大学訪問
国内トップレベルの大学であり、様々な国からの留学生と国内ほぼすべての都道府県出身の生徒が集っています。すべての授業が英語で実施されることや1年間の海外留学が必須であることなど、グローバル感覚を養えることで有名な大学です。学長、副学長や学生へプレゼンし、活発な意見交換が行われました。
- ・男鹿・角館、伝統文化施設を訪問
- ・観光庁、ANAでもプレゼン
- ・観光庁を訪問
学生からは研究した秋田を実際に訪問した印象のほか、外国人から見た地方観光資源の可能性の高さ、地域ごとのサイトが充実しているなどの意見が上がった一方、日本の各地域の魅力を包括的に紹介しているサイトでは文章過多の傾向があり、写真や映像で直感的に伝わるサイトが好ましいという意見が伝えられました。
- ・ANAグループ社員、JNTO、地方自治体の皆様に、地方への訪日戦略の発表
学生からは自分たちのような初来日の人でも十分楽しめるコンテンツがあるのにもかかわらず、知られないままという課題があり、情報発信の方策と継続性が大切であるという指摘がありました。とりわけ秋田には、日本の伝統が息づいており、オーセンティックな日本を体感することができる、人とのあたたかなふれあいがあり、魅力にあふれているなどの意見をいただきました。
以上
【参考】
<Japan Marketing Strategy Competition公式サイト>
https://japanclub7.wixsite.com/my-site
<LBS Japan Clubホームページ>
https://www.lbsjapan.com/
- 報道機関からのお問い合わせ先:
- ANAホールディングス(株)
広報・コーポレートブランド推進部
03-6735-1111 - 株式会社ANA総合研究所
E-Mail:info@ana-ri.co.jp