第23-040号
2024年1月23日
2024年度 ANAグループ航空輸送事業計画を策定
ANAグループはANA・Peach・AirJapan の3ブランドの強みを最大限に発揮しネットワークを強化することで、2024年度も引き続きお客様の利便性向上と収益向上に取り込んでまいります。
- ・国際線では、ANAにおいて、好調な欧州路線を強化します。上期では羽田からウィーン線の再開に加え、ミュンヘン、パリ線を増便し毎日運航、下期期間中に羽田からミラノ、ストックホルム、イスタンブール線を新規開設します。また、北京、上海(浦東)線の増便、成田から香港線を再開し、堅調な需要が見込める路線を増強します。AirJapanは2号機目の受領に伴い、4月末よりバンコク線を増便し毎日運航します。
- ・国内線では、ANAがボーイング787-10型機を増強し、需要の旺盛な路線に投入、Peachが成田、関西=札幌線、成田=沖縄線を増便し、旅客需要を最大限取り込みます。
- ・貨物事業は貨物専用機と併せ、拡大する旅客便の貨物スペースを活用して収支(利益)の最大化を図ります。
ANAグループは、2024年度のANAグループ航空輸送事業計画を策定いたしました。
着実に回復・成長する航空需要に応えるべく、2023年度も国内線・国際線ともにネットワークの回復に努めてまいりました。2024年度も引き続き拡大する需要をしっかりと取り込み、グループ全体で収益の最大化を図ってまいります。
<国際線>
- ・ANAでは好調が継続している欧州路線について、7月から羽田=ミュンヘン線、羽田=パリ線の毎日運航へ増便、8月から羽田=ウイーン線を再開します。加えて、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い就航を延期していた羽田=ミラノ線、羽田=ストックホルム線、羽田=イスタンブール線について、下期期間中に開設します。新規3路線の開設時期、ダイヤ等の詳細については、詳細が決定次第、改めてご案内します。
- ・また、ANAでは3月31日からは羽田=北京線と羽田=上海(浦東)線をそれぞれ毎日2往復運航とし、4月16日からは成田=香港線を再開するなど、堅調な需要が見込める路線を増強します。
- ・AirJapanでは4月中に2号機を受領することに合わせ、4月30日から成田=バンコク線を増便し毎日運航します。
<国内線>
- ・国内線は、安定的に推移する需要を踏まえ、本年1月から対応しているP&W社製PW1100G-JMエンジン点検に伴う影響は段階的に解消し、7月下旬はほぼ全便運航となります。その結果、2024年度のANA・Peach合計の提供座席数は2023年度を超えます。ANAでは、新型のB787-10型機を受領し、順次投入します。Peachでは、需要の高まりにお応えしつつ、一層収益性の高いネットワークの構築を目指します。引き続き、ANAとPeachで双方の強みを活かしてグループネットワークを強化します。
<貨物>
- ・貨物事業は、ANAが運用する貨物専用機に加え旅客便の路線規模拡大も活用し、引き続き収益の最大化に貢献していきます。
路線便数等の詳細は以下のとおりです。
【ANA航空輸送事業計画】
- ■国際線
需要動向などの状況を踏まえ、以下の運航計画とします。
【対象期間】2024年3月31日~
- ※1海外発便は実施期間の開始日と終了日が翌日となります。
- ※2パリ五輪開会式による空域閉鎖のため運休となります。
- ※3 羽田=ウイーン線の販売開始日は2024年1月24日(水)となります。
- ※上表に記載のない路線・便名については現時点で運航計画はありません。運航を開始・再開する場合には、別途ご案内させていただきます。
- ※羽田路線の出発、到着ターミナル(ターミナル2又は3)についてはご利用の際にANAアプリ、ウェブサイト等でご確認ください。
■国内線
需要動向や機材稼働、競争環境等を踏まえ、以下の路線について増便・期間運航・減便を計画します。お客様利便性の向上や需給適合の観点などから、引き続き期間運航や期間増便・減便の活用を進めます。
【対象期間】2024年3月31日~
- ※1 ただし4月25日は15.5往復、3月31、4月1日は16.5往復。
- ※2 ただし3月31日は18.5往復、4月1日~は19往復。
- ※3 ただし4月17日、5月9日、12日、13日、15日、20日は5往復。
- ※4 ただし6月5日、10日、11日、14日、21日、28日は5往復。
- ※5 ただし3月31日、4月1日、5月6日、7日、10日、11日、6月19日、20日、23日、25日、28日、29日、7月21日は3.5往復。
- ※6 ただし6月5日、10日、11日、14日、21日、28日は4往復。
- ※7 ただし6月24日は4往復。
- ※8 4月12日、14日、19日、21日、25日、26日、28日、29日、5月1日~3日、5日~7日、9日、10日、12日、13日、16日、17日、19日、23日、24日、26日、6月21日~24日、27日、28日、30日、7月1日、4日~9日、11日~16日、18日~22日、24日~29日、31日,、8月1日~5日、8日~13日、15日~20日、22日~26日、29日、30日、9月1日、2日、5日、6日、8日、9日、12日、13日、15日~17日、19日、20日、22日~24日、26日、27日、29日、30日、10月3日、4日、6日、7日、10日、11日、13日~15日、17日、18日、20日、21日、24日、25日運航。
- ※9 ただし5月13日は5往復。
- ※10 ただし3月31日、4月15日、16日、20日、5月7日は8.5往復。
- ※11 ただし4月15日、16日、20日、26日は5.5往復。
- ※12 ただし5月28日は4往復。
- ※13 ただし5月10日、12日、17日、19日、24日、26日、31日、6月2日、7日、9日、14日、16日、21日、23日、28日、30日は4往復。
- ※14 ただし4月8日、12日~15日、19日~22日、26日、5月7日、10日~13日、17日~20日、24日~27日、31日~6月3日、7日~10日、14日は3.5往復。
- ※15 ただし7月3日は7.5往復、6月30日は8.5往復。
- ※16 7月1日以降は通年運航再開。
- ※17 ただし7月1日~3日は3往復。
- ※18 ただし6月30日は4.5往復、7月3日は5.5往復。
■貨物専用機
需要動向や競争環境等を踏まえ、貨物専用機については以下の通り運航を計画します。
24年度についても、需要に応じてチャーター便や臨時便投入、旅客便の貨物スペースも積極的に活用した事業展開を図ります。「調整中」の路線については、後日運航計画が定まり次第、詳細を発表します。
【対象期間】2024年3月31日~2024年10月26日
- ※1 2023年度修正事業計画の便数を表しています。実際の運航便数とは異なる場合がございます
- ※2 需要動向に応じて臨時便を随時設定してまいります
【Peach航空輸送事業計画】
国内線は、堅調な需要が見込める成田、関西=札幌線を1日最大7往復に増便します。また、上期期間の旅客需要の高まりを鑑み、成田=沖縄線を1日3往復へ増便します。国際線は、訪日需要の拡大を見込み新路線の開設を検討してまいります。
なお、使用する機材の配分の適正化を図り、国内・国際線の一部で期間運航、減便を含む便数の見直しを行います。
(1) 増便
(2) 期間運航
(3) 減便
- ※1 2023年度修正事業計画の便数を表しています。実際の運航便数とは異なる場合がございます
【AirJapan航空輸送事業計画】
■国際線
2月9日から就航の成田=バンコク線について、ご予約状況を踏まえ、4月30日から増便し毎日運航します。
また、新規路線につきましては、決定次第ご案内いたします。
以上
- 報道機関からのお問い合わせ先:
ANAホールディングス(株)
広報・コーポレートブランド推進部
03-6735-1111
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