旭川市ロゴ、旭川観光コンベンション協会ロゴ、カムイ大雪バリアフリー研究所ロゴ、旭川中央交通ロゴ、旭川電気軌道ロゴ、道北バスロゴ、JR北海道ロゴ、ANAロゴ、ANAあきんどロゴ

2023年10月19日
旭川市
一般社団法人旭川観光コンベンション協会
特定非営利活動法人カムイ大雪バリアフリー研究所
旭川中央交通株式会社
旭川電気軌道株式会社
道北バス株式会社
北海道旅客鉄道株式会社
全日本空輸株式会社
ANAあきんど株式会社

旭川大雪圏でUniversal MaaS初の一般公開実証実験を開始

~観光地を訪れる方々と共に「一括サポート手配」「ユニバーサル地図/ナビ」の社会実装を目指します~


  • ・2023年10月19日(木)より旭山動物園と白金青い池を訪れる方々を対象に「一括サポート手配」「ユニバーサル地図/ナビ」の実証実験を開始します。
  • ・Universal MaaSの一般公開実証実験は旭川大雪圏が初めてであり、旭山動物園や白金青い池の公式ウェブサイトから、どなたでもご利用いただけます。
  • ・本実証で、様々なお客さまにご体験いただき、お客さまおよび自治体/地域/事業者側の現状課題を検証し、安心・安全・確実な移動ができるようなシステムの構築を目指します。
  • 「Universal MaaS~誰もが移動をあきらめない世界へ~」ロゴ
  • 旭山動物園と白金青い池のイメージ写真

 旭川市、一般社団法人旭川観光コンベンション協会、特定非営利活動法人カムイ大雪バリアフリー研究所、旭川中央交通株式会社(本社:北海道旭川市)、旭川電気軌道株式会社(本社:北海道旭川市)、道北バス株式会社(本社:北海道旭川市)、北海道旅客鉄道株式会社(本社:札幌市中央区)、全日本空輸株式会社(本社:東京都港区)、ANAあきんど株式会社(本社:東京都中央区)は、ユニバーサルデザインに基づく総合的な移動サービス「Universal MaaS」※1の実証実験を2023年10月19日(木)より開始します。

 本実証では、出発地から目的地までの移動における介助手配をオンラインにて一括で行える「一括サポート手配」※2、目的地までの最短経路と合わせて車いすユーザー向け移動参考情報の確認が可能な「ユニバーサル地図/ナビ」※3 を導入し、旭山動物園や白金青い池(美瑛町)を目的地として訪れる方を対象にご利用いただきます。Universal MaaSの一般公開実証実験は旭川大雪圏が初めてであり、旭山動物園や白金青い池の公式ウェブサイトから、どなたでもご利用いただけます。

 本実証で、様々なお客さまにご体験いただき、お客さまおよび自治体/地域/事業者側の現状課題を検証し、安心・安全・確実な移動ができるようなシステムの構築を目指します。なお、実証実験期間中においても実際に利用した方の感想や本プロジェクトの参画パートナー各社の意見などを踏まえて随時システム改修を行います。本実証実験を通じて社会実装に耐え得るシステムの構築を目標としています。

 本実証を通じ、旭川大雪圏でもあらゆるお客さまが安心して観光を満喫でき、「誰もが移動をあきらめない世界」の構築を目指してまいります。なお、本実証は、国土交通省「令和5年度日本版MaaS推進・支援事業」に採択された取り組みです。

  • ※1:「Universal MaaS」とは、障がいや高齢など、何らかの理由で移動にためらいのあるお客さまが快適にストレスなく移動を楽しめる移動サービスです。様々なお客さま・地域・企業・団体の方々と「誰もが移動をあきらめない世界」を目指しています。
    詳細は、右記公式ウェブサイトを参照ください。URL:https://universal-maas.org/
  • ※2:「一括サポート手配」とは、出発地から目的地までの移動における介助手配を、オンラインにて一括で行えるサービスです。
    詳細は、右記URLをご覧ください。URL: https://universal-maas.org/one-stop-support-arrangements
  • ※3:「ユニバーサル地図/ナビ」とは、他のユーザーが車いすで実際に走行したルート・利用したスポットなどのバリアフリー情報を表示し、目的地までの最短経路と合わせて、車いすユーザー向け移動参考情報の確認が可能な地図/ナビです。
    詳細は、右記URLをご覧ください。URL: https://universal-maas.org/service-universal-maps-navigation

■実証実験内容
<実施概要>
「一括サポート手配」「ユニバーサル地図/ナビ」サービスをご利用いただき、ご旅行当日はその経路に沿って交通機関にご乗車いただきます。事業者はモニターにご乗車いただく経路や時間を事前に把握した上で、介助のご案内を行います。実証実験終了後には、モニターに有用性を調査するアンケートを実施します。

<実施期間・方法>
2023年10月19日(木)~2024年2月29日(木)

旭山動物園や白金青い池の公式ウェブサイトから、どなたでもご利用いただけます。

  • ※最新の運行状況や現地情報(降雪状況や積雪情報、除雪情報など)については、各自でご確認いただき当サービスをご利用ください。

<検証経路>
旭川駅/旭川空港/旭川市役所⇔[旭川中央交通/旭川電気軌道/道北バス]⇔旭山動物園/白金青い池

  • ※以下区間はモニター限定で実証実験を実施
    新千歳空港/札幌駅⇔[JR北海道]⇔旭川駅⇔以降、上記同様

<現状課題・あるべき姿>

  • 「介助を必要とされるお客さまの移動における現状課題・あるべき姿」:現状課題=【移動前の準備】解除に必要な情報をお客さまが各機関へ個別に連絡・確認 【当日の移動】お客さまが都度、自身の特性・希望を係員に伝達/あるべき姿=【移動前の準備】事前に一括でサポート手配可能♪ 【当日の移動】円滑に移動可能♪

■サービスイメージ図(2023年10月19日時点)
お客さま・事業者の声をもとに随時改修予定

  • <お客さま>【事前準備】1.観光ウェブサイト(旭川市 旭山動物園)または美瑛町 白金青い池、2.経路検索、3.サポート依頼、<事業者>受託手続き、<お客さま>4.手配状況確認、【当日移動】5.確定経路、【設定】旅程一覧確認、旭川市シンボルキャラクター「あさっぴー」のイラスト

■「Universal MaaS」プロジェクトのこれまでの歩み
「Universal MaaS」プロジェクトは、2019年6月に正式に発足し、個別にサービスを提供してきた各事業者が垣根を越えて連携することで、お客さまの新たな移動体験の創出を目指して参りました。
詳細は右記URLより公式ウェブサイトの「活動履歴」を参照ください。URL:https://universal-maas.org/

■Universal MaaSパートナー (2023年10月時点)
右記URLをご覧ください。https://universal-maas.org/partner
Universal MaaSのパートナー自治体・各社は、これまで交通事業者、自治体、大学などと連携し、何らかの理由で移動にためらいのあるお客さま(移動躊躇層)に提供する移動サービスの実証実験を行って参りました。今後もこの結果を踏まえて、対象地域を拡大して検証を行い、移動躊躇層が抱えている課題に対し、お客さまと自治体・地域・事業者の視点による解決を目指すとともに、全てのお客さまが快適にストレスなく移動可能な社会を目指し、サービス向上に努めて参ります。

<自治体・各社の代表 / 本プロジェクトにおける役割 / お問い合わせ先>

代表 本プロジェクトにおける役割 お問い合わせ先
(本プロジェクトにおける自治体・各社の取組みに関すること)
旭川市 市長:今津寛介 保有する提供可能なデータの提供
実証実験フィールドの提供に向けた調整
観光スポーツ交流部観光課
TEL:0166-25-7168
一般社団法人
旭川観光コンベンション協会
会長:山下裕久 実証実験フィールドの提供に向けた調整 TEL:0166-23-0090
特定非営利活動法人
カムイ大雪バリアフリー研究所
会長:只石幸夫 実証実験フィールドの提供に向けた調整
提供可能な保有データの提供
旅の医療サポート情報の提供
歩行困難者への坂道勾配マップ提供
TEL:0166-38-8200
ホームページ:https://npo.kamui-daisetsu.org/
旭川中央交通株式会社 代表取締役社長:柏葉健一 事業フィールド提供
(UD車両・福祉輸送車両貸切観光)
TEL:0166-33-3131
旭川電気軌道株式会社 代表取締役社長:河西利記 事業フィールド提供(バス) 担当:矢野
TEL:0166-34-6431
道北バス株式会社 代表取締役会長:松本神一 事業フィールド提供(バス) 営業部
TEL:0166-51-0111
北海道旅客鉄道株式会社 代表取締役社長:綿貫泰之 事業フィールド提供(鉄道)
※モニター限定の実証実験のみ
JR北海道電話案内センター
TEL:011-222-7111
全日本空輸株式会社 代表取締役社長:井上慎一 本共同プロジェクトのとりまとめ
全体サービス設計/開発
広報部
TEL:03-6735-1111
ANAあきんど株式会社 代表取締役社長:原 雄三 地域創生事業として自治体・地域事業者との連携調整・実証実験の実働サポート 旭川支店
TEL:050-3755-0984

以上

  • お客様からのお問い合わせ先はこちらからご覧ください。

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