

第23-017号
2023年8月22日
2023年度下期 ANAグループ航空輸送事業計画を一部変更
- ・国際線では、ANAがエアバスA380型機「FLYING HONU」3号機を成田=ホノルルに投入します。また、羽田から青島の就航や広州の再開など中国線を増便します。新ブランド「AirJapan」はバンコクに就航、Peachは関西=ソウル(仁川)・香港を増便します。
- ・国内線では、ANAがボーイング787-10型機を初導入します。ANA・Peach計でコロナ禍前を上回る運航便数(2019年比101%)を計画し需要を最大限取り込みます。
- ・貨物事業は貨物専用機と併せ、拡大する旅客便の貨物スペースを活用して収支(利益)の最大化を図ります。
2023 年度下期の航空輸送事業計画を一部変更いたします。なお、ANAとPeachに加え、AirJapanと共同で航空輸送事業計画を策定しました。
<国際線>
- ・ANAでは順調な需要回復を踏まえ、エアバスA380型機「FLYING HONU」3号機(520席仕様)を成田=ホノルルに投入します。10月20日のNH182/181が初めての定期便としての運航となります。
羽田=青島の就航や羽田=広州、関西=北京を再開、成田・関西=上海(浦東)の増便に加え、既報の通り、成田=パース(オーストラリア)を再開します。なお、欧州・ホノルルの運航計画は後日発表します。 - ・ANAグループにおける新しいブランド「AirJapan」を立ち上げ、2024年2月9日より成田=バンコクの就航を皮切りに、拡大を続ける東南アジアマーケットを中心とした訪日プレジャー需要を取り込んでいきます。
- ・Peachは需要回復に応じ、関西=ソウル(仁川)を週28往復、関西=香港を週21往復へ増便します。
<国内線>
- ・ANA・Peach合計でコロナ禍前を上回る運航便数(2019年比約101%)を計画。ANAとPeachで双方の強みを活かして需要を最大限取り込みます。
- ・ANAではボーイング787-10型機を国内線で初導入します。ボーイング777型機の後継機として今年度は4機導入予定です。座席数は国内線最大級となる429席仕様(プレミアムクラス28席/普通席401席)であり、ボーイング777型機と比べ約25%の燃費改善が見込まれる省燃費・低騒音の機材です。現時点では、2月以降羽田=福岡・札幌などの幹線に投入していく計画です。2026年度までに11機導入予定であり、国内線主力機材のボーイング787型機への統一を進め、高い効率性を追求します。
<貨物>
- ・ANAが運航する11機の貨物専用機と拡大する旅客便の貨物スペースを合わせて最適なネットワークを構築し、コンビネーションキャリアの強みを最大限発揮していきます。
路線便数等の詳細は以下のとおりです。
【ANA航空輸送事業計画】
■国際線
需要動向などの状況を踏まえ、以下の運航計画とします。欧州・ホノルルの運航計画は後日発表します。
【対象期間】2023年10月29日~
- ※1海外発便は実施期間の開始日と終了日が翌日となります。
- ※2運航便の調整次第、別途ご案内いたします。
- ※上表に記載のない路線・便名については現時点で運航計画はありません。運航を開始・再開する場合には、別途ご案内させていただきます。
- ※羽田路線の出発、到着ターミナル(ターミナル2又は3)についてはご利用の際にANAアプリ、ウェブサイト等でご確認ください。
■国内線
需要動向や競争環境等を踏まえ、以下の路線について増便・期間運航・減便を計画します。お客様利便性の向上や需給適合の観点などから、引き続き期間運航や期間増便・減便の活用を進めます。
(1)増便
(2)期間運航
(3)減便・運休
- ※1 11月17日~19日、22日~27日、12月1日~4日、8日~11日、15日~18日、2月2日~5日、8日~13日、16日~19日、21日~26日、29日。
- ※2 1月15日~18日、22日、23日、26日、30日、2月1日、6日、9日、19日、29日の関西発は、4往復/日、1月16日~19日、23日、24日、27日、31日、2月2日、7日、10日、20日の沖縄発は、4往復/日。
■貨物専用機
需要動向や競争環境等を踏まえ、貨物専用機については以下の通り運航を計画します。
下期も現行ネットワーク展開を継続しつつ、チャーター便や臨時便投入、旅客便の貨物スペースも積極的に活用した事業展開を図ります。「調整中」の路線については、後日運航計画が定まり次第、詳細を発表します。
【対象期間】2023年10月29日~2024年3月30日
- ※1 2023年度事業計画の便数を表しています。実際の運航便数とは異なる場合がございます
- ※2 需要動向に応じて臨時便を随時設定してまいります
【Peach航空輸送事業計画】
国際線は、訪日需要の回復に応じ、順次、成田、関西、沖縄からの台北線を増便しており※1、新たに関西=ソウル(仁川)線を週28往復、関西=香港線を週21往復へ増便します。また、新たな国際線路線の就航を検討してまいります。なお、使用する機材の国内・国際線の配分の適正化を図り、国内線の一部で運休、期間運航化を含む便数の見直しを行います。
(1) 増便
(2) 期間運航
(3) 減便・運休
- ※1 成田=台北線は6/1より14往復/週、関西、沖縄=台北線は9/24より21往復/週へ増便
- ※2 2023年度事業計画の便数を表しています
- ※3 10/29~2/29のみ運航
- ※4 10/29~2/8は運航なし、2/9~3/29は3往復/週(月・水・金)で運航
- ※5 10/29~2/29(年末年始除く)は5往復/週(月・木・金・土・日)、年末年始、3/1~3/30は1往復/日で運航
- ※6 10/29~11/30、年末年始、3/1~3/30は2往復/日、12/1~2/29(年末年始除く)は1往復/日で運航
- ※7 4往復/週(火・木・土・日)、年末年始は毎日運航
- ※8 10/29~11/30、年末年始、2/1~3/30は2往復/日、12/1~1/31(年末年始除く)は1往復/日で運航
【AirJapan航空輸送事業計画】
■国際線
2月9日より成田=バンコクに就航します。「ハイブリッドエアライン」として、LCCに勝る快適性をお手頃な運賃で提供してまいります。ANAグループが提供する新たな選択肢に、ぜひご期待ください。
2023年8月2日リリース:https://www.anahd.co.jp/group/pr/202308/20230802-2.html
以上
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広報・コーポレートブランド推進部
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