ANA HOLDINGS NEWS
ANA

第23-014号
2023年7月28日

2024年3月期 第1四半期決算について


ANAホールディングス(株)は7月28日(金)、2024年3月期第1四半期決算を取りまとめました。
詳細は「2024年3月期 第1四半期決算短信」をご参照ください。

  • ・前年同期と比べ、大幅な増収増益となり、第1四半期としては4期ぶりの営業黒字となりました。
  • ・国際線を中心に運航規模を拡大したことで、売上高は4,610億円(前年同期比約1.3倍)となりました。それに対して、営業費用は4,172億円(前年同期比約1.2倍)に抑制しました。
  • ・国際線旅客収入は1,673億円(前年同期比約2.7倍)、国内線旅客収入は1,425億円(前年同期比約1.4倍)、国際線貨物収入は381億円(前年同期比約4割)となりました。
  • ・国内線ビジネス需要がコロナ前水準の約6割に留まっていることや、国際線貨物需要の弱含みが続いている等の不透明感はありますが、通期業績予想の達成に向けて取り組んでまいります。

1. 2024年3月期 第1四半期の連結経営成績・連結財政状態

  • (1) 連結経営成績
  • (2)航空事業
    • ① 国際線旅客(ANAブランド)
      全方面で運航規模を拡大したこと、訪日旅客数が好調に推移したことに加え、日本発のビジネス需要や北米=中国間の乗継需要を積極的に取り込み、旅客数は前年の約2.4倍、収入は前年の約2.7倍と、前年同期を上回りました。
  • ② 国内線旅客(ANAブランド)
    ビジネス需要はコロナ前の水準には戻っていない一方で、新型コロナウイルスの5類感染症への移行や創立70周年記念企画セールの実施等により、レジャー需要がコロナ前水準まで回復した結果、旅客数は前年の約1.5倍、収入は約1.4倍と、前年同期を上回りました。
  • ③ 貨物(ANAブランド)
    国際線貨物では、北米=アジア・中国間の貨物需要の取り込みに努めたものの、半導体・電子機器、自動車関連をはじめとした主要産業のマーケット需要が減退したこと等から、前年同期と比べ、輸送重量は約8割、収入は約4割となりました。下落基調ではあるものの、単価はコロナ前(2019年度)の約1.8倍、収入は約1.5倍と依然として高い水準でした。
  • ④ LCC(Peach Aviation(株))
    国内線においてはゴールデンウィークのレジャー需要が好調に推移し、国際線においては訪日需要を積極的に取り込んだ結果、旅客数は前年の約1.3倍、収入は約1.8倍と、前年同期を上回りました。
  • ⑤ その他
    航空事業におけるその他の収入は355億円(前年同期316億円、前年同期比12.2%増)となりました。
    なお、航空事業におけるその他には、マイレージ附帯収入、機内販売収入、整備受託収入等が含まれています。
  • (3)航空関連事業・旅行事業・商社事業
    • ① 航空関連事業
      海外エアラインから旅客の搭乗受付や手荷物搭載等の空港地上支援業務の受託が増えたことに加え、旅客需要の回復に伴い機内食関連業務が増加したこと等により、売上高は前年同期を上回りました。
    • ② 旅行事業
      国内旅行は、ゴールデンウィークを中心に需要が回復し、昨年度より継続して展開された全国旅行支援の効果もあり、好調に推移しました。海外旅行は、ハワイ方面を中心に前年同期を大きく上回り、アジア方面やアメリカ本土への個人旅行等の需要も回復し始めました。以上の結果、売上高は前年同期を大幅に上回り、営業黒字に転換しました。
    • ③ 商社事業
      旅客需要の回復に伴い、空港物販店「ANA FESTA」、免税店「ANA DUTY FREE SHOP」や観光土産品卸売「FUJISEY」等で増収となった他、半導体の好調な需要を受けて電子事業の取扱高が増加したこと等により、売上高は前年同期を上回りました。
  • (4)連結財政状態
  • (5)連結キャッシュ・フロー
  • 2.2024年3月期の見通し

 2023年4月27日に発表した連結業績予想の変更は行っていません。

以上

  • 報道機関からのお問い合わせ先:
    ANAホールディングス株式会社
    広報・コーポレートブランド推進部
    03-6735-1111
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