ANAロゴ、横須賀市ロゴ

2023年5月18日
全日本空輸株式会社
横須賀市

Universal MaaS「ユニバーサル地図/ナビ」サービスを開始!

~横須賀市で最寄り駅/バス停から市内観光地までのバリアフリー情報等を提供します~


  • ・2023年5月18日より、Universal MaaS「ユニバーサル地図/ナビ」サービスを横須賀市観光情報サイトで開始します。
  • ・徒歩区間の最短ルート、バリアフリー情報などに加え、車いすユーザーや自治体が収集した各種情報を掲載、利用する方々に合わせた移動の参考情報を提供します。
  • ・Universal MaaS「ユニバーサル地図/ナビ」サービスの自治体サイトへの掲載は全国で初めてです。
  • Universal MaaSロゴ、横須賀市観光情報ロゴ

 全日本空輸株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:井上 慎一、以下「ANA」)と横須賀市(市長:上地克明、以下「横須賀市」)は、2023年5月18日より、Universal MaaS「ユニバーサル地図/ナビ」サービス(以下、「ユニバーサル地図/ナビ」)を横須賀市観光情報サイト( https://www.cocoyoko.net/ )で開始します。ANAは、2021年に「ANA空港アクセスナビ」の徒歩区間における「バリアフリー地図/ナビ」の運用を開始しましたが、車いすユーザー・自治体・事業者が一体となって構築した「ユニバーサル地図/ナビ」の自治体サイトへの掲載は全国で初めてです。

 「ユニバーサル地図/ナビ」は、利用する方々に合わせた移動の参考情報を提供する新しい地図/ナビです。徒歩区間における最短ルート※1 や利用者の目的に合わせた徒歩ルート(自治体側で設定)と共に、自治体が発信する公共情報と、車いすで走行したルートや利用したスポットなど車いすユーザーが収集したバリアフリー情報等※2を掲載しています。
 (「ユニバーサル地図/ナビ」について: https://www.universal-maas.org/service-universal-maps-navigation

  • Universal MaaS「ユニバーサル地図/ナビ」サービスのイメージ。後述する四つの情報が確認できます。1.利用者の目的に合わせた徒歩ルート、2.公共情報、3.車いすユーザーが集めた情報、4.視覚情報をサポートするナビ

 今回のサービス開始に合わせて、スポットやルート情報の更新が容易にできる専用管理画面を設け、情報更新をしやすい仕組みを取り入れております。これにより、既存の地図やナビにはない、エレベーターや階段を優先するルートや自治体がおすすめするルートなど、自治体側でカスタマイズして提供することが可能となります。
 「ユニバーサル地図/ナビ」は、車いすユーザーの方をはじめ、ベビーカーをご利用の方やご旅行で大きな荷物をお持ちの方など、多くの方々にご活用いただけます。

  • 既存地図にて自動表示されたルートと、「ユニバーサル地図/ナビ」の階段ルート、エレベータールートの比較

 今後、「ユニバーサル地図/ナビ」をより多くの地域で活用いただけるよう、利用者目線での移動課題の解決に努めると共に、自治体や事業者目線での運用面での課題解決にも注力してまいります。

  • (※1)株式会社ゼンリン・株式会社ゼンリンデータコム「いつもNAVI API」の地図/ルート検索機能を利用しています
  • (※2)一般社団法人WheeLog「みんなでつくるバリアフリーマップ『WheeLog!アプリ』」地図上における車いす走行ログ・バリアフリースポット情報などのバリアフリー情報を利用しています。

■Universal MaaS
障がいや高齢など、何らかの理由により移動にためらいのある方々(移動躊躇層)が快適にストレスなく移動を楽しめるサービスです。産学官の連携により、ユニバーサルかつシームレスな移動体験を実現します。
詳細は、右記公式ウェブサイトを参照ください。URL:https://universal-maas.org/

■横須賀市観光情報サイト
横須賀の観光スポットやイベント情報を紹介するホームページです。今が旬のイベント情報や、横須賀でしか味わえないグルメ情報など、耳より情報が満載です。
URL: https://www.cocoyoko.net/

■各者のこれまでのUniversal MaaSの取り組み
<ANA>
 「Universal MaaS」の取り組みは、2018年ANAグループ社員による自発的提案活動プログラムの中から誕生。その後2019年4月、ANAの企画室内に、事業化を目指した専用プロジェクトが発足し、同年6月に産学官共同プロジェクトに発展。数々の実証実験を重ねながら、2021年9月には、社会実装第一弾として「空港アクセスナビ」※2に「バリアフリー地図/ナビ」機能をリリース。また2020年から3年連続で国土交通省「日本版MaaS推進・支援事業」に採択され、コロナ禍でも着実に前進し続けている。今年で6年目に突入し、数多くのパートナーの協力のもとで「誰もが移動をあきらめない世界」の実現を目指している。
<横須賀市>
 横須賀市は、2018年からスマートモビリティを活用した新技術・サービスの社会実装を支援することにより、新規ビジネスの創出や社会課題の解決を目指す「ヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジ(以下、スカモビ)」に取り組んでいる。
 「誰もが移動をあきらめない世界へ」という「Universal MaaS」のコンセプトが、スカモビの目指すまちづくりビジョンの1つである「誰も一人にさせないまち」に合致することから、2019年度より、ANA、京浜急行電鉄、横浜国立大学との共同による産官学連携プロジェクトとしてこの取り組みを推進。
 横須賀市内においては、車いすの方や視覚に障がいのある方向けのナビゲーションサービスに関する実証実験を継続的に実施しているほか、自治体が保持するバリアフリー情報を含む公共情報の提供など、「ユニバーサル地図/ナビ」の機能拡充に向けた実証に協力している。

  • 報道機関からのお問い合わせ先:
    全日本空輸株式会社 広報部
    TEL:03-6735-1111
    横須賀市文化スポーツ観光部観光課
    TEL:046-822-9672
  • お客様からのお問い合わせ先はこちらからご覧ください。

印刷をされる方はこちらをご利用ください

PDF形式を閲覧するには
Adobe Readerが必要です。

Get Adobe® Reader®

この記事をSNSでシェアする