第22-087号
2023年02月14日
2025年度より国内線旅客サービスシステムと
国際線旅客サービスシステムを統合
~国内線・国際線をご利用いただく全てのお客様へシームレスで魅力あるサービスのご提供~
- ・これまで別々で運用をしてきた「国内線旅客サービスシステム」と「国際線旅客サービスシステム」を2025年度から2026年度にかけて1つのプラットフォームに統合します。
- ・これにより、ANAの国内線・国際線をご利用いただく日本国内・海外全てのお客様にシームレスで魅力ある次世代サービスをご提供するとともに、人財・システム投資をより効率的に行える基盤を構築してまいります。
全日本空輸株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:井上 慎一、以下「ANA」)は、自社保有の国内線旅客サービスシステムを、Amadeus社(本社:スペインマドリッド、CEO:Luis Maroto) *1提供の国際線旅客サービスシステムに統合します。ANAは、1988年以降、「座席販売管理」、「航空券の予約/発券」、「空港での搭乗手続き」などを支える「国内線旅客サービスシステム」と「国際旅客サービスシステム」を別々で運用してまいりましたが、2025年度から2026年度にかけて1つのプラットフォームに統合いたします。国内線・国際線の旅客サービスシステム統合により、以下を実現してまいります。
1.国内線・国際線をご利用いただく全てのお客様にシームレスで魅力あるサービスのご提供
国内線・国際線の予約の一元管理により、ウェブサイトでの予約確認や各種サービスのお申し込み、空港での乗り継ぎのお手続きなど、スムーズなお客様情報の連携を実現します。また、運航イレギュラー時においても、ANAアプリ・メール・SNS等と連動した情報提供を行い、適切なご案内、サービスを実現してまいります。
2.多様なマーケットニーズに対応したサービスの柔軟かつ迅速な導入
ANA独自システムから世界で200以上のエアラインが利用する業界標準的なシステムへ移行することで、新たな技術による新サービスを短期間で導入することが可能となります。今後、国内外のお客様へ魅力ある次世代サービスをより早期にご提供し、世界のマーケット変化とお客様のニーズへの迅速な対応を実現します。
3.不確実性リスクへの耐性強化
自社保有していた国内線旅客サービスシステムをグローバルシステムに統合し、アウトソースすることで固定費化しているシステム費用を変動費化します。ポストコロナを見据えた将来の不確実性リスクへの耐性を高めてまいります。
4.運営体制の効率化
国内線・国際線別々に運用している予約・空港ハンドリングの統一により、教育・訓練の効率化など、生産性のより高いサービス運営体制を構築します。
ANAは日本国内・海外全てのお客様にシームレスで魅力ある次世代サービスを提供するとともに、人財・システム投資が効率的に行える基盤を構築してまいります。今後も、人とデジタルを融合し、航空機を利用した旅体験を通して、お客様一人一人の価値観の変化に合わせた顧客体験価値の向上に努めてまいります。
- *1 Amadeus社
スペインのマドリッドに本社を置く、世界規模の旅客サービスシステムのプロバイダー。世界で200社以上の航空会社が利用する旅客ハンドリングに関するシステムや、旅行会社向けの予約システムを提供。ANAにおいても2015年4月より国際線で利用開始。
以上
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