

第22-036号
2023年1月17日
2023年度 ANAグループ航空輸送事業計画を策定
- ・2023年度のANAグループ航空輸送事業計画を策定いたしました。
- ・国内線は、ANA・Peach合計で2022年度を上回る座席キロ供給を計画し、回復する旅客需要を最大限獲得するとともに、グループ全体で収益の最大化を図ります。
- ・国際線は、各国の出入国規制の緩和に伴う渡航需要の高まりにお応えするべく、ANAにおいて羽田=ミュンヘン線、ならびに成田=ブリュッセル線等の定期運航を再開します。
- ・貨物事業は、11機の貨物専用機を活用するとともに、拡大する旅客便の貨物スペースを活用することで供給量を最大限確保し、さらなる収益の獲得を図ります。
ANAグループは、2023年度のANAグループ航空輸送事業計画を策定いたしました。
- ・ANAグループは、コロナ禍における社会的ニーズの変化を見据えて、「アフターコロナを見据えたグループ航空事業ネットワークの最適化」に取り組んでいます。2022年度は、国内線・国際線ともに回復する需要に機動的にお応えしながら、コロナ禍において縮小を余儀なくされたネットワークを着実に回復させてきました。
- ・国内線は、新型コロナウイルス影響からの需要の回復を背景に、ANA・Peach合計で2022年度を上回る座席キロ供給を計画します。ANAは、昨年度より運航を再開した大型機材、ボーイング777の活用や柔軟な臨時便の設定などを通じ、回復する国内線需要を積極的に獲得します。Peachは、需要の高まりにお応えしつつ、一層収益性の高いネットワークの構築を目指してまいります。引き続き、ANAとPeachで双方の強みを活かしてグループネットワークを強化します。
- ・国際線は、日本の入国規制の緩和を背景に2022年以降高まる日本発着の渡航需要にお応えするべく、積極的な路線展開を図ってまいります。また、一時的に成田空港発着で運航していたシアトル線など羽田空港発着路線について、需要の回復に伴い羽田空港発着の運航とすることとし、回復が見込まれる日本発着のビジネス需要にお応えしていきます。ANAは羽田=ミュンヘン線を週3便にて、成田=ブリュッセル線を週2便にて2023年サマーダイヤより定期運航を再開し、羽田=シドニー線については毎日2便運航の週14便運航に増便いたします。2023年ウインターダイヤにおいては成田=パース線の運航を計画するなど、増便・路線再開を進めるとともに、変化の予想される各国の出入国規制などに柔軟に対応する観点より、期初の設定にこだわることなく、月次ごとに需要動向に応じた柔軟な供給調整を行なっていきます。Peachは、訪日外国人を中心とした需要の段階的な回復を見込み、2023年サマーダイヤより関西=バンコク線のデイリー運航化を予定しています。
- ・貨物事業は、ANAが運用する11機の貨物専用機を最大限に活用し、引き続き旺盛な需要を獲得してまいります。また、旅客便の運航再開に伴い、拡大する旅客便の貨物スペースを活用し、収益の最大化に貢献していきます。
路線便数等の詳細は以下のとおりです。
【ANAブランド航空輸送事業計画】
■国内線
需要動向や競争環境等を踏まえ、以下の路線について増便・期間運航・減便を計画いたします。お客様利便性の向上や需給適合の観点などから、引き続き期間運航や期間増便・減便の活用を進めてまいります。
- (1)増便・再開
- (2)期間運航
- (3)減便・運休
- ※1 2022年度下期修正事業計画の便数を表しています。新型コロナウイルスの影響に伴う減便等により、実際の運航便数とは異なる場合がございます
- ※2 8月11日~17日、21日は、2往復/日。
- ※3 3月26日、4月29日~5月7日、7月14日~17日、8月4日~15日、18日~20日、9月16日・18日、10月7日・9日は、4往復/日。
- ※4 4月7日・9 日・14日・16 日・21日・23日、6月2日・4日・9日・11 日・16 日・18 日・23 日・25 日・30日は、4往復/日。
- ※5 3月27日、4月7日~10日・14日~17日・21日~24日・28日、5月8日、6月16日~19日・23日~26日日・30日は、3.5往復/日。
- ※6 8月10日~21日は、運航。
■国際線
需要動向や各国の出入国規制の状況を踏まえ、以下の運航計画といたします。2020年3月より運休していた羽田=ミュンヘン線を再開、2023年サマーダイヤより成田=ブリュッセル線の定期運航を再開し、また成田=パース線を2023年ウインターダイヤにおいて運航再開いたします。
本日時点で「調整中」とさせていただいている路線については、後日運航計画が定まり次第、詳細を発表させていただきます。
【対象期間】2023年3月26日~
- ※1海外発便は実施期間の開始日と終了日が翌日となります。
- ※ 上表に記載のない路線・便名については現時点で運航計画はありません。運航を開始・再開する場合には、別途ご案内させていただきます。
■貨物専用機
需要動向や競争環境等を踏まえ、貨物専用機については以下の通り運航を計画いたします。
来年度も現行ネットワーク展開を継続しつつ、チャーター便や臨時便投入、旅客便の貨物スペースも積極的に活用した事業展開を図ってまいります。
【対象期間】2023年3月26日~2023年10月28日
- ※1 2022年度下期修正事業計画の便数を表しています。実際の運航便数とは異なる場合がございます
- ※2 需要動向に応じて臨時便を随時設定してまいります
【Peach航空輸送事業計画】
■国内線
一部路線について以下の通り便数を変更します。
- (1) 減便
- (2) 期間運航
- (3) 運休
■国際線
インバウンド需要の回復に応じ、関西=バンコクについてデイリー運航化を予定しています。
その他運航路線の便数計画につきましては、後日運航計画が定まり次第、詳細を発表させていただきます。
以上
- 報道機関からのお問い合わせ先:
ANAホールディングス(株)
広報・コーポレートブランド推進部
03-6735-1111
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