2018年11月8日
東日本旅客鉄道株式会社
全日本空輸株式会社

JR東日本とANAは観光流動拡大に向けて連携して取り組みます

~東北の観光復興に向けて陸と空のシームレス化を推進~


 東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:深澤 祐二、以下「JR東日本」)と、全日本空輸株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:平子 裕志、以下「ANA」)は、政府の観光立国戦略に呼応して拡大する世界の観光需要を取り込み、地方創生とりわけ東北の観光復興の実現に向け、連携して取り組むことで合意いたしました。

 両社は、増加する個人旅行者のニーズに的確に対応し、地方への誘客を更に推し進めることや、「モノ」消費から「コト」消費への移行を踏まえながら、拡大する訪日観光需要に対応するサービス等を両社が連携して展開してまいります。

 今後もJR東日本とANAは、両社が持つネットワーク・サービス等の連携を強化することで、日本の観光立国実現に貢献してまいります。どうぞ、ご期待ください。

【取組み概要】(詳細は別紙1参照)

  • 1.東北エリア(秋田)の観光流動創出を目指し、共同キャンペーンを実施
    冬季の秋田への観光流動創出を目指し、ANAの国内航空券とJR東日本の秋田エリアの周遊に便利なフリーきっぷを国内外向けにセット販売いたします。自然、温泉、食等の観光資源の豊富な秋田周遊の旅をお得にお楽しみください。
    • (1) 国内向け「ANA SUPER VALUE75 & JRきっぷAKITA」の発売
      早期割引運賃「ANA SUPER VALUE75」と秋田新幹線も乗車できるフリーきっぷがセットになった新運
      賃を発売。
      発売期間:2018年11月9日(金)~2019年1月14日(月)
      利用期間:2019年1月23日(水)~2019年3月30日(土)*1
      運賃額 :10,700円~19,400円
      購入方法:以下の専用サイトよりご購入いただけます。
      (専用サイト)https://www.ana.co.jp/ja/jp/domestic/promotions/collaboration/sv_akita/
    • (2) 訪日旅行専用ダイナミックパッケージ「ANA Discover Japan Free & Easy」(以下、訪日DP)とJR東日本のフリーきっぷのセット発売
      ANAセールスが展開する訪日DPにおいて、航空券と宿泊施設に加えJR東日本のフリーきっぷを組み合わせて個人型自由旅行商品として発売。
      発売期間:2018年12月3日(月)~2019年3月23日(土)
      利用期間:2019年1月23日(水)~2019年3月30日(土)*1
      *1 JR東日本のフリーきっぷの利用期間は2019年1月23日(水)~2019年4月1日(月)で有効期間は2日間
  • 2.お客さまの利便性向上にむけて
    • (1)WEB連携
      拡大する訪日観光需要により対応するべく、両社が海外にて展開するサイト間の遷移を簡易にし、JR東日本のサイトからANA航空券の予約・購入と、ANAのサイトからJR券の予約・購入をそれぞれご利用いただける環境を整備します。
    • (2)東北エリア観光用2次交通の強化
      JR東日本が展開する「行くぜ、東北。SPECIAL冬のごほうび」キャンペーン期間に運行する東北の定期観光バス(4コース)をANAサイトにて発売。航空機を利用して東北にいらっしゃるお客さまに対して現地の2次交通における利便性向上を目指します。
  • 3.情報発信強化に向けて
    東北地方の自然・文化・気候・食等の豊かな観光資源を、JR東日本とANAが連携して訪日外国人旅
    行者向けに訴求し、東北地方の観光需要喚起を目指します。
    • (1) ANA訪日外国人向け多言語情報サイト「Japan Travel Planner」での東北地方の観光情報発信
      ANAが海外に向けて発信する訪日外国人向け多言語情報サイト「Japan Travel Planner」に、JR東日本とANAが連携して東北特集ページを展開し、海外の方々に東北地方の魅力を訴求します。
      (東北特集ページは2018年12月上旬より開設予定)
    • (2) 海外旅行博での共同ブースの出展
      JR東日本とANAが共同で海外での旅行博に出展し、東北地方の魅力や日本に到着してからの移動手段や、両社の商品・サービス、お得な運賃等をPRします。
    • (3)JR東日本海外発信拠点「JAPAN RAIL CAFE」での共同告知展開
      JR東日本が運営するインバウンド拠点「JAPAN RAIL CAFE」において、上記同様、両社が就航・運行しているエリアの魅力や両社の商品やサービス、お得な運賃やアクセス等を訴求します。

両社は今後も連携して国内外の方々に新しい旅の価値の提供と利便性の向上に努めてまいります。

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