第16‐022号
2016年5月25日
お客様との新たなコミュニケ−ション支援ツ−ル
『ANA コミュニケ−ション支援ボ−ド』の導入
~タブレット端末を活用し、更なるお客様満足度の向上を目指します~
~最大17言語に対応し、グロ−バルカスタマ−とのコミュニケ−ションも円滑化~
~耳や言葉の不自由なお客様にも、より柔軟な対応が可能になります~
ANAは2016年6月1日(水)、グロ−バルカスタマ−や配慮を要するお客様に対するコミュニケ−ションの支援ツ−ルとして、タブレット端末を活用した『ANA コミュニケ−ション支援ボード』を導入します。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催や旺盛な訪日需要を背景に、ANAは新規就航地を増やし国際線ネットワークの拡充を通じて、お客様の利便性向上と国際競争力の強化に努めています。一方、国際線ネットワークを拡充する中で、空港や機内では様々な言語をご使用になるグローバルカスタマーとのコミュニケ−ションの頻度も増えています。
また、これまでは、耳や言葉の不自由なお客様との円滑なコミュニケーションを支援するツールとして、紙のコミュニケーション支援ボード(注)を使用してきましたが、活用できるシーンが限定的であった為、より多様化するお客様ニーズに対応でき、お客様との円滑なコミュニケーションを支援するツールの必要性が高まっていました。
今回の『ANA コミュニケ−ション支援ボード』の導入により、空港や機内においてグローバルカスタマーおよび配慮を要するお客様との円滑なコミュニケーションが可能となり、イレギュラーが発生した場合でもこれまで以上に適切な情報提供を行うなど、さらなるサービスの向上を目指します。
(注)紙の支援ボードの他に、今年4月21日より羽田空港国内線第2旅客ターミナルのSpecial Assistance カウンターに遠隔手話通訳サービスを導入しています。
『ANA コミュニケ−ション支援ボ−ド』の特徴点
-
■全客室乗務員およびグランドスタッフが使用
-
■17言語に対応
日・英・中文簡体字・香港繁体字・台湾繁体字・韓・独・仏・スペイン・タイ・インドネシア・ベトナム・ヒンズー・タガログ・マレー・カンボジア・ミャンマー
※2016年6月に4言語(日・英・中文簡体字・韓)でスタ−トし、2016年9月に13言語を追加予定。 -
■すべての表示に音声発話機能を付与
-
■お客様が内容を容易に理解できるピクトグラムの活用
-
■空港と機内における多くのシーンに対応
ANAグループでは、今後もお客様に安心して空の旅を楽しんでいただけるよう、適切な情報提供と、更なるサービス品質の向上に努めてまいります。
以上
別添: