ANA総合研究所は、社員一人ひとりが心身ともに健康で、
日々の業務に笑顔とやりがいを持ち、
豊富な経験とスキルを活かして長く活躍し続けることを目指し、
健康経営に全力で取り組んでまいります。
平均年齢58歳を迎えた当社にとって、
生活習慣病の予防をはじめとする健康維持・増進は、
社員の「生涯現役」を支える重要な経営課題です。
社員・会社・産業医・健康保険組合が一体となって、
安全衛生への意識改革、職場環境の整備、
そして具体的な健康増進施策に強力に取り組んでいくことを宣言します。
あわせて、育児や介護など、多様なライフステージにある
社員を支える両立支援体制を積極的に推進します。
社員一人ひとりの「今」と「未来」の健康を守り、
活き活きと働き続けられる会社であるために、
誰もが働き続けやすいインクルーシブな環境づくりを、
全社一丸となって進めてまいります。
株式会社ANA総合研究所
代表取締役社長 矢澤 潤子

ANAグループは、 2016年4月に「ANAグループ健康宣言」を宣言いたしました。
働く全ての社員一人ひとりが、心身共に健康であり、いきいきと仕事に取り組んでいくことが、最も重要だと考えています。
「社員の安全と健康の確保、快適な職場環境づくりは企業活動の基礎である」という考えの下に制定した「ANAグループ労働安全衛生方針」に則り、ANAグループ社員・会社・健康保険組合が一体となって、ANAグループ社員のQOL*1と企業価値向上、そして健康で長く働くことのできる環境の整備に向けて、これから一層積極的に取り組んでいくことを目指しています。
ANA総合研究所においても、従業員の健康増進に向けた取り組みを強化し、企業価値の向上を目指しています。社員の健康管理・疾病予防・メンタルヘルス・安全衛生活動の強化に重点的に取り組むとともに、生活習慣病に関する指標を定め、進捗把握に努めています。
解決したい経営上の課題に対して、健康経営の実施により期待する効果や具体的な取り組みのつながりを整理、把握し、健康経営を推進しています。



この度、ANA総合研究所は、経済産業省と日本健康会議が共同で進める「健康経営優良法人~ブライト500~」に再認定されました。
「健康経営優良法人~ブライト500~」とは、健康保険組合などの保険者と連携して優良な健康経営(※)を実践している法人を「健康経営優良法人」に選定し、その中から上位500社の企業に与えられる称号です。
(※)健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。


ANA総合研究所は、健康保険組合連合会東京連合会へ「健康企業宣言」を行い、健康経営・健康づくりの取り組みを積極的に行っている企業として、健康優良企業認定証「銀の認定」を3年連続で取得しました。
「健康企業宣言」(健康優良企業認定制度)とは、健康優良企業を目指して、「100%健診受診」、「健診結果活用」、「特定保健指導」「健康づくり環境の整備」、「禁煙」のほか、①食、②運動、③心の健康、④「性差に応じた健康課題」、⑤「睡眠」、⑥「歯・口腔」、⑦「飲酒」に取り組むことを宣言し、一定の成果を上げた企業を「健康優良企業」として認定する制度です。
これからも全ての社員が長く活躍し続けることを目指し、働きやすい職場環境づくり、健康増進サポートに積極的に取り組み、健康経営を推進してまいります。
社員・健康保険組合・会社が三位一体となって実戦していくことに加え、ANA グループ健康経営の最高責任者であるCWO(Chief Wellness Officer)の指揮の下、個社WL(Wellness Leader)を選出し、社員の健康にかかわる状況を正確に把握した上で、各種健康増進施策を進めていきます。


健康経営推進のため、以下4項目を重点的に取り組みPDCAを循環させています。


健康で長く働くために病気を「予防」することは非常に重要と考え、以下の取り組みを行っています。
生活習慣病予防
がん予防
女性特有の疾病対策
禁煙への取り組み















2024年度開催のオンラインセミナーの例
| テーマ | 実施内容 |
|---|---|
| (全従業員対象) | |
| 1.産業医講話 | 2024年度の健康診断結果推移と目立つ疾患項目とアドバイス |
| 2.たばこを卒業して健康で快適な職場をつくろう!~なぜ卒煙?どうやって卒煙?~ | 喫煙のリスクや影響を知り、卒煙に向けたアドバイス・必要性 |
| 3.みんなで知ろう!「高血圧について」 | 高血圧症への理解を深めて予防・治療を学ぶ |
| 4.熱中症 | 熱中症による具体的な症状や対処方法、予防について知る |
| 5.健康診断について | 健康診断の重要性、意義また健診項目のポイントについて考える |
| 6.睡眠について | 健康のため食事・運動と合わせて重要な睡眠。質の良い睡眠 |
| 7.女性のライフサイクルと健康セミナー | 男性社員対象とした「女性の健康」知識・病気の理解を深め、年齢に応じた症状を学ぶ |
| 8.スタンフォード式最高の睡眠~時差と付き合いながら良い睡眠を~ | スタンフォード大学医学部教授より睡眠研究「最強の眠り方」の伝授 |
| 9.アルコール依存症 | アルコールとの適切なかかわり方、治療と就労 |
| 10.更年期 | 更年期症状や障害の対策や婦人科えらびのポイント |
| 11.かくれ貧血 | 倦怠感・頭痛・気力の低下など様々な不調の原因を知り貧血対策や食事アドバイス |
| 12.気象病 | 気象病の知識や原因を知り、対処法を学ぶ |
| 13.花粉症 | 花粉症に対する対策方法の紹介、検査・治療・副作用について |
| 14.働く女性の健康入門 | がんや健康への正しい理解を深め、検診の大切さを学び、自身の健康に向き合うきっかけづくり |
| 15.ストレスに負けない心の鍛え方 | セルフコンパッション「自己思いやり力」を身に付ける練習 |
| 16.知識と対処で乗り越える男性更年期 | 症状を知り治療方法やその効果と有効性を知り、病院選びや薬えらびのアドバイス |
| 17.ながらでワンランクアップチャレンジ~ボディムーブメント~ | 大好評のピラティスエクササイズ『腰痛』編/『首こり・肩こり』編/『眼精疲労』編 |
| 18.仕事と介護の両立 | 仕事と介護の両立ポイント~両立が困難になる介護方法~ |
| 19.衛生管理者養成受験対策講座 | 労働安全衛生法 遵守に向けた衛生管理者養成のための受験対策講座 |
| 20.働く世代のがん予防 | 生活習慣の改善や毎日の心がけなど今日から始められる新習慣 |
| (管理職対象) | |
| 1.メンタルヘルスセミナー<事例研究編> | 事象事例から講師、受講者間での意見交換やラインケアへの理解促進 |
| 2.介護中の部下を支援 | 介護離職を食い止める上司の対応 |
ANA総合研究所では、「ANAグループ労働安全衛生方針」に則り、労働安全・健康の確保に向けて取り組みを進めています。
労働安全衛生施策の展開にあたっては、法令や規定・労働協約の遵守を徹底するとともに、衛生委員会を中心とした現状把握と議論などを行っています。また、職場のリスクを特定し、緊急度・優先度を定めた上で、ANAHD等関係各層と連携の上、リスク対策に実効性のある取り組みを行う体制を取っています。社員が個々の能力を十分発揮し、長く活躍できるための心身の健康保持増進を目指して「健康管理指標」を設定し、KPIをモニターしています。
ANAグループ全体で「BMI適正者比率」「喫煙率」「メタボリックシンドローム該当率」「身体愁訴該当率」共通4項目での健康管理指標を設定し、2030年までに達成することを目指し、経過共有の上、相乗効果で健康経営に取り組んでいます。
当社は、2024年度時点で、「BMI適正比率」は男女共に悪化、「喫煙率」は、男性は悪化、女性は連続0%を継続、「メタボリックシンドローム該当率」は、男性は改善、女性は連続0%を継続、「身体愁訴該当率」は、男性は悪化、女性は改善傾向です。
| BMI適正者比率 | 喫煙率 | メタボリック シンドローム該当率 |
身体愁訴該当率 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 男性 | 女性 | 男性 | 女性 | 男性 | 女性 | 男性 | 女性 | |
| 2022実績 | 68.0 | 73.7 | 8.0 | 0.0 | 14.0 | 0.0 | 26.7 | 62.5 |
| 2023実績 | 63.8 | 71.4 | 8.5 | 0.0 | 23.4 | 0.0 | 20.7 | 50.0 |
| 2024実績 | 60.4 | 66.7 | 10.4 | 0.0 | 10.4 | 0.0 | 25.0 | 33.3 |
| 2030目標 | 70.0以上 | 70.0以上 | 20.0未満 | 3.0未満 | 12.0未満 | 1.3未満 | 20.0未満 | 30.0未満 |
2024年度のアブセンティーズム(測定人数/回答率)※1 は、4.07日(測定人数:65名/74%)、
プレゼンティーズム(測定人数/回答率)※2 は、82.9%(測定人数:65名/74%)、
ワークエンゲージメント(測定人数/回答率)※3は、4.47点 (測定人数:54名/98%)



(2024年度定期健康診断結果より)
当社では、「肥満」「脂質異常症」「喫煙率」が継続課題であり、定点観測・分析の上、講話、社内ポータルでの配信を通じて、健康増進策を推進しています。
(2024年度定期健康診断結果より)








