GO FOR 2020
2019年2月5日
心のバリアフリーセミナーを開催しました。

2018年11月27日、ANA社員向けの「心のバリアフリーセミナー」を汐留オフィスで開催し、95名の社員が参加しました。

「心のバリアフリーセミナー」は、障がいのある方々が感じている「心のバリア」への理解を深め、その解消に積極的に協力し、だれもが自然にお互いを尊重しあえるユニバーサルマインドを向上することを目的としています。

9回目の開催となる今回のテーマは、
「車いすで単独世界一周~誰かの一歩に繋がる旅へ~」。

セミナーの講師は、介助者なしで単独で車いす世界一周一人旅を実現し、現在は旅で得た貴重な経験を題材に講演活動をされている、三代 達也(みよ たつや)さん。旅を通して感じた世界共通のバリアフリーについてご講演いただきました。

三代さんは、18歳の時にバイク事故で頸椎を損傷し、不全麻痺になりました。

2年間に及ぶリハビリの病院で同室だった恩師との出会いが、その後の人生を大きく変え、車いすで世界一周をしようと決意。

マチュピチュ遺跡や、ウユニ塩湖、イースター島など、こんなところまで車いすで行けるの?と驚くような、23ヶ国42都市を旅したエピソードを軽快にお話しいただきました。

参加者は三代さんワールドに引き込まれ、一緒に旅に出ているようなワクワクした気持ちに。

三代さんが感じた世界共通のバリアフリー、それは「現地で出会った人たちの助け」でした。

困っているなと思ったら、まず声をかけること。言葉が通じなくても助けようとする姿勢。

世界中の人が持っていて、日本人に持ってほしいもの、それは「一歩踏み出す勇気だ」と感じられたそうです。

また新しい旅の提案として、バリアフリー情報を共有できるアプリの紹介もありました。

講話後は、たくさんの質問があがり、時間が足りないほど大盛況。

参加した社員からは、「思い悩んでいるだけではなく、行動に移すことが大切だ」、「バリアは人の気持ちの中にある。考え方を変えるだけで、すぐに取り組めそうなことが身近にあると思う」、「一番大事なのは心だ、優しい心の人間がいれば、それ自体が世界最強のバリアフリーである」などといった感想がきかれました。

2020年に開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会では、障がいのある方など様々なバックグラウンドを持った方たちが世界中からいらっしゃいます。私たちも、「一歩踏み出す勇気」を持って、笑顔でお迎えしたいと思っています。

今後も社員一丸となり、ユニバーサルなマインドをもって「すべてのひとに優しい空」の実現に向けて取り組んでまいります。

※ANAは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のオフィシャルエアラインパートナーです。