能登・関西の生徒たちのアートが
空港と機内サービスを彩る!
地域と空をつなぐ、
共創のデザインプロジェクト
2026年4月23日、デザインプロジェクトを担われた石川県立七尾特別支援学校と大阪府立すながわ高等支援学校の皆様を招待したチェックインカウンターのお披露目見学会を、能登空港と関西国際空港にて開催しました。
はじまりは「大阪・関西万博招待フライト」でのワークショップ
このプロジェクトのはじまりは、約1年前の2025年4月に実施した「大阪・関西万博招待フライト」に遡ります 。障がい者とプロのデザイナーの「共創」によりアート作品を生み出しているクロスチーム(株式会社クロス・カンパニー)によるデザインワークショップが開催され、両校の皆様が参加されました。
「大阪・関西万博招待フライト」の詳細はこちら
https://www.anahd.co.jp/ana_news/2025/05/19/20250519.html
デザインワークショップで生徒たちが描いた自由でのびやかな作品表現をクロスチームのデザイナーが紡ぎ合わせ、「飛行機や空」や「地域とのつながり」をテーマに、能登空港と関西国際空港のチェックインカウンターが彩られました。
能登空港でのお披露目見学会の様子
能登空港には、石川県立七尾特別支援学校の皆様がお越しになりました。能登空港のチェックインカウンターのバックウォールには、同校の生徒たちが描いた111点のアートを紡ぎ合わせた作品が広がっています。
また、当日は石川県のご協力により、普段は立ち入ることのできない滑走路を巡るバスツアーも実施されました。生徒たちは間近で見る滑走路の迫力に目を輝かせ、空港という場所を五感で楽しめる特別な一日となりました。





関西国際空港でのお披露目見学会の様子
関西空港には、大阪府立すながわ高等支援学校の皆様がお越しになりました。関西空港のチェックインカウンターは、同校の生徒たちが描いた153点のアートを紡ぎ合わせて彩られています。当日は、1年前のワークショップから活動を温かく見守り、応援してくださっている泉南市関係者の皆様も駆けつけてくださいました。熱心に写真を撮影する方の姿もありました。





両校の生徒たちのアートは、空の上にも広がっています。2025年12月から運航している地域創生特別デザイン機「ANAふるさとJET」での機内サービスにおいて、客室乗務員が着用するエプロンに53点、紙コップに46点のアートが採用されています。
※機内サービスは2026年4月10日より開始しております。


生徒たちには、クロスチームより1年にわたり並走してきた証として「ONE DAY-チャレンジド・デザイナーⓇ」の特製バッジと、“SUNAGAWA”、“NANAO” と学校名が入った特製ステッカー、飛行機最中が贈呈されました。
「ONE DAY-チャレンジド・デザイナーⓇ」バッジには、「とある日、出会いと共創から、社会とつながる仲間として一歩が始まる」という意味が込められています。


飛行機最中は、障がい者一人ひとりの個性を最大限活かすために誕生した航空業界初の特例子会社であるANAウィングフェローズ・ヴイ王子株式会社(以下 AWO)ベーカリー事業部の皆さんが心を込めて準備しました。
飛行機の流線形を崩さぬよう慎重に焼き上げた皮と、北海道産小豆の風味豊かな餡は、食べる瞬間に最高の歯ざわりを楽しめるよう、あえて別々にパッキング 。AWOベーカリー事業部の個性豊かなメンバーそれぞれが得意な工程を受け持ち、一つひとつ丁寧に仕上げた逸品です 。


担当者コメント

ANA経営戦略室企画部 事業戦略チーム 若林 美季さん
このプロジェクトは、タイトルにある通り、多くの皆様との「共創」によって形にすることができました。
はじまりは1年前。ワークショップで生まれた生徒の皆さんの素晴らしい作品に触れ、『これらをイベントの思い出に留めるのではなく、未来へ繋がるカタチにしよう』。その場で交わした皆様との約束が、すべての出発点でした。
「何ができるのか。どんな形であれば皆さんの想いがお客様に届くのか。」クロスチームの皆様とその後も一緒に長い期間をかけて一歩ずつ、その形を模索してきました。
最後まで伴走してくださったクロスチームの皆様、活動を前向きに後押ししてくださった学校関係者の皆様、そして形にするために関係各所の皆様とも対話を重ね、社内の様々な部署の理解と協力があって実現に至りました。
このカタチが、地域を元気にする新たな風となり、旅するお客様と地域を繋ぐ温かな架け橋となることを心より願っています。
ぜひ多くの方に、この『共創』を直接ご覧いただけますと幸いです。
能登空港、関西国際空港チェックインカウンターのアートは、2027年3月31日までお楽しみいただけます。ぜひ、能登・関西へお越しの際は、世界に一つだけのカウンターに立ち寄ってみてください。ANAグループは今後も、生徒たちの「表現」が社会を彩り、自信へと繋がる場を大切に守り続けてまいります。