AirJapanブランドのラストフライトイベント
2026年3月28日、約2年間就航したAirJapanブランドが惜しまれつつ最終便を迎えました。当日は、エアージャパンのスタッフから、支えていただいたお客様へ、感謝・真心をお伝えするゲート前イベントやお見送りを成田空港で実施しました。
AirJapanブランドは、ANAグループの第3のブランドとして、国際線中距離路線のインバウンド需要の獲得を目指し、2024年2月9日から就航した成田=バンコク線を皮切りに、成田=ソウル線、成田=シンガポール線と路線を増やしてきました。当初の狙い通り、搭乗旅客のうちインバウンドのお客様が約7割を占め、またリピーターの方も増え、多くの方にAirJapanブランドをご利用いただきました。
ANAグループの新しい挑戦として始まったAirJapanブランドは、社員の想いやアイディアをふんだんに盛り込み、オリジナリティ溢れる数多くの機内イベントも実施しました。中でも日本の文化である“ガチャ”を機内で実施した際は、多くのお客様にお楽しみいただきました。
しかしながら、ロシア・ウクライナ戦争の長期化、機材納入の遅延などといった世界情勢の影響を受け、AirJapanブランド事業を休止し、機材やリソースについてはANAブランドに集約することとなりました。
社員の想いの詰まったAirJapanブランド最後のイベントとなる、ラストフライトの様子についてお届けします。
■記念撮影コーナーの設置
出発ゲートに、AirJapan機材の壁紙を背景に撮影のできる「映えスポット」を設置しました。社員が写真撮影し、オリジナルロゴシールを貼ってお客様にお渡ししました。多くの方々が撮影を楽しまれていました。

■出発便のお見送り
ゲートでは、お客様へ機長より最後のご挨拶を行いました。そして、社員から、『最終便搭乗証明書』と『記念ステッカー』をお渡しし、感謝の気持ちをお伝えしました。


■出発されるお客様のお見送り
出発する飛行機のそばで、社員が「THANK YOU !」と記載した横断幕を持ち、ペンライトを振ってラストフライトをお見送りしました。手を振り返してくださるお客様もいらっしゃり、想いが届いたことに社員一同、感動しました。

■感謝のメモリアルギフト「福袋」のお渡し
機内では、『最終便搭乗証明書』を通じた抽選を行い、当選されたお客様にはメモリアルギフトをお渡ししました。日本の福袋をイメージし、AirJapanブランドのオリジナル商品であるエコバック、御朱印帳、ブランケットなどをご用意しました。

AirJapanブランド2年間の就航を支えた社員の想い
マーケティング部 渡部 瞳 さん
就航前から広報業務に携わり、新ブランドが誕生するという稀有な瞬間に立ち会えたことに、心から感謝しています。ゼロからの体制構築やプロモーション、SNSコンテンツの方針作りなど、正解のない道を切り拓く日々は決して平坦ではありませんでした。
しかし、「新ブランドだからこそできる挑戦」を合言葉に、他にはない“AirJapanらしさ”を追求し、社員全員でアイデアを形にしてきました。一人ひとりが専門性を持つメンバーだったからこそ、結実したものばかりだったと自負しています。お客様への感謝を胸に、最後まで部署の垣根を超えて走り抜けてきました。
最終便でも多くのお客様をお迎えし、私たちの活動が確かな価値を持っていたことを誇りに思います。様々な体制が整い「これから」という時期の休止は正直寂しくもありますが、ここで得た唯一無二の知見と経験は糧となっています。今後はAirJapanブランドで培った情熱を、ANAブランドの更なる国際線拡大と発展のため尽力してまいります。

客室部 ラストフライトチーフパーサー
小島 敬子 さん
約2年間就航してきた私たちのAirJapanブランドが休止となり、大変残念ではありますが、このラストフライトという大事な節目にチーフパーサーとして乗務したことを大変光栄に感じています。
コンセプトの異なる2つのブランドに乗務することは、客室乗務員として当初は戸惑いもありましたが、様々なプロジェクトや機内イベント、広報活動を通して日に日に愛着が深まりました。また、「お客様にAirJapanらしくFly Thoughtfulを体現したサービスをお届けしたい」と同じゴールに向かって邁進する仲間の頼もしさ、そしてお客様の温かい応援に触れ、エアージャパンのクルーとして働ける喜びを日々実感する毎日でした。
ブランドの休止には、私自身、無念な思いもありますが、2つのブランドを担当するという「二刀流」で培ってきた経験は、今後の私たちの大きな力となると思っております。引き続きANAブランドで多くのお客様の笑顔にお会いできることを楽しみに、乗務に励んでまいります。

これまでAirJapanブランドを応援いただきありがとうございました。
私たちは、このブランドで培った経験を、今後のエアージャパンの更なる発展と、
ANAグループの飛躍に活かして参ります。