ANA 国際線定期便就航40周年
~「ゼロからの挑戦」を受け継ぐ、
ANA国際線の新たな出発点~
1986年3月3日、ANA初の国際線定期便であるANA11便(成田-グアム※当時)が、夢と期待を乗せてグアムへと飛び立ちました。あれから40年の時を経て、2026年3月3日に成田空港で開催された記念式典の模様をお届けいたします。
・黎明期の情熱と受け継がれるDNA
記念式典に先立って行われたトークセッションでは、自身のキャリアを国際線とともに歩んできた「レジェンド」社員と、ANAの未来を担う若手社員が登壇。当時の熱気や思い出のエピソード、未来への想いが語られました。

ANA 客室センターの中川さん
ANA 整備センターの内村さん

・ANA フライトオペレーションセンター B787機長 徳永 伸広さん
1986年の国際線定期便就航と同年にANAに入社し、現在も第一線で活躍する徳永機長。90年代の初便乗務を振り返り、「管制官から離陸許可をもらった瞬間の高揚感、身の引き締まる思いは今も忘れられません」と、当時の熱いエピソードを披露しました。また、若手社員に向けては、「同じフライトは二度とありません。毎回を新鮮に、そして謙虚な気持ちで。後輩たちには、この空の旅を発展させていってほしい。そして何より、お客様への感謝を忘れない存在であり続けてほしいです。」と力強いメッセージを送りました。

・ANA 客室センター 客室乗務員 中川 美紀さん
累計飛行時間3万時間を誇る現役の客室乗務員の中川さんは、国際線黎明期の知られざるエピソードを語りました。「当時はまだANAの知名度が低く、『どこのエアラインだ?』と言われることもありました。しかし、初めてアメリカの空港に着陸した際、現地のスタッフがANAの青い翼を見て『It's a Shining Bird(輝く鳥だ)』と感動してくれたんです。その一言は、言語の壁を越え、何者でもなかった私たちの大きな誇りとなりました」と、胸に刻まれた体験を紹介。客室センターに伝わる心構え「小さなことほど丁寧に、当たり前のことほど真剣に」を大切に、これからも仲間とともに新たな歴史を作っていきたいと決意を述べました。

・ANA 整備センター 整備士 内村 昇一さん
その道40年の大ベテラン、内村整備士は、長距離フライトとなる国際線整備における「絶対的な使命」を「日本へ戻るその瞬間まで、確実な安全品質を維持し続けること」と述べました。加えて、お客様の快適性を左右する装備の整備や、機内クルーがサービスに集中できる環境を整えることが、安全品質を守る上でも極めて重要だと強調しました。
若手社員へのメッセージとして、「ANAの飛行機に愛着を持って、一便一便の出発に想いを込めて担当してほしいです。それが安全を堅持する基本であると思っています。一緒に頑張っていきましょう。」と述べました。


「受け継がれる安全への強いこだわり、チームANAの絆を強く感じる」という声が寄せられました。
・感謝の思いを、新たな歴史の支えに

トークセッションに続き、記念式典の主催者代表挨拶に登壇したANA 代表取締役社長の井上さんは、「40年の道のりはまさに『ゼロからの挑戦』でした。決して平坦ではなかったこの道のりは、ひとえに、長きにわたるあたたかいご愛顧とご支援をくださったお客様と関係者の皆様のおかげです」と感謝を述べられました。また、「国際線定期便就航40周年は、私たちにとって新たな出発点です。これからも安全運航を堅持し、お客様に寄り添った高品質なサービスを磨き続け、皆様の『心の翼』となれるように力を尽くしてまいります」と語りました。

式典ご挨拶の後、 地元・千葉県で活躍される「銚子はね太鼓」の皆様が演舞を披露。過去、ANAの新規就航路線開設式典などでも度々披露されてきた力強い太鼓の音色とともにイベントを盛り上げてくださいました。

国際線40周年記念号の機内誌『翼の王国』3月号・記念ロゴステッカー)
記念ロゴステッカーは、3月3日に成田空港、羽田空港、関西空港を出発した国際線全便でご搭乗のお客様にお配りしました。

(これまでの歴史をのせ、この先の未来へ向かってANAの飛行機が飛んでいく様子を表現したデザイン)

搭乗記念品をお渡しする様子

ANA881をANAグループ社員が横断幕でお見送り
1986年に成田=グアム線でスタートしたANAの国際線は、長きにわたるお客様の温かいご愛顧とご支援のおかげで、今や世界40都市55路線へとそのネットワークを広げることができました。この40年の感謝を胸に、ANAグループは、お客様の空の旅をさらに豊かにするため、進化を続けてまいります。2026年8月からは、最新のドア付き個室型ビジネスクラス「THE Room FX」を導入したボーイング787-9型機を順次受領し、より快適で心に残るフライト体験をお届けする準備を進めています。
ANAグループはこれからも、国際線事業を成長のエンジンとし、お客様に「ワクワクで満たされる世界」をお届けできるよう、社員一丸となって邁進して参ります。
▼国際線就航40周年特設サイトを開設
https://www.ana.co.jp/group/40th-anniversary/
特設サイトでは、これまでの ANA グループ国際線就航 40 年の歩み、アーカイブ写真や国際線に携わってきたANA グループ社員の想いをインタビュー記事として掲載中です。
▼機内誌『翼の王国』3月号
井上社長のメッセージや、40年の歩みを綴った大特集を掲載。
当日式典が行われたANA881(成田ーパース)と連動した「西オーストラリア特集」も併せてお楽しみください。
WEBでもご覧いただけます。
▼https://tsubasa.ana.co.jp/