初開催!「ANAグループ健康対談」を実施
~職種特性に応じた健康推進を考え、
社員の健康をグループ一丸となって追求!~
ANAグループは、「社員の安全と健康の確保、快適な職場環境づくりは企業活動の基盤である」という揺るぎない信念のもと、2016年4月に「ANAグループ健康経営宣言」を行いました。その取り組みが実を結び、ANAホールディングス(ANAHD)は、「健康経営銘柄2025」に3年連続4回目の選定を果たしています。
今年もさらに社員の健康を追求すべく、2025年2月に様々な職種の社員が一堂に会し、「健康対談」を実施しました。
<対談参加メンバー>

- 前列(左から)
- ・池田さん :ANA/保健師
- ・亀島さん :ANA/産業医
- ・棚瀬さん :ANA/看護師
- ・坂上さん :ANAシステムズ/事務職
- ・三代さん :ANA Cargo/貨物係員
- ・山田さん :ANAグループ健康経営事務局
- 後列(左から)
- ・四方田さん:ANAグループ健康経営事務局
- ・前田さん :ANAラインメンテナンステクニクス/整備士
- ・安藤さん :ANA/運航乗務員
- ・山本さん :ANAウイングス/客室乗務員
- ・小林さん :ANAエアポートサービス/旅客係員
- ・阿部さん :ANAグループ健康経営事務局
(所属は2025年2月時点)
対談の様子
対談は、日々の業務で感じる身体の不調や、不規則な勤務形態における睡眠・食事の工夫といった、具体的なテーマからスタートしました。
Q 身体の不調、どう向き合っていますか?
山本さん(客室乗務員):フライト中は、重いカートを押したりお手荷物を収納したり、長時間立ちっぱなしなので、腰や足に負担がかかります。日頃からストレッチをしたり、湯船に浸かって体を温めたりしていますね。業務中も、重い荷物を運ぶ際は、無理せずに仲間に協力をお願いしています。
坂上さん(事務職):私たちの会社はシステム開発が主な業務であるため、基本的にオフィスでのデスクワークが中心です。長時間の座り仕事のため、腰痛になる社員も多いのです。コロナ禍での在宅勤務を経て、オフィスにある椅子は腰への負担軽減が考慮されていることを実感しました!腰痛予防として、意識的に2時間に1回は席を立って体を動かすようにしています。
亀島さん(産業医):座りっぱなしは腰痛の大きな原因になります。こまめな運動はもちろん、正しい姿勢を意識すること、足を組む癖を直すこと、腰回りの筋力トレーニング、そして入浴後のストレッチがとても効果的です。
―ANAグループはこのような日々の業務で感じる身体の不調を軽減するため、全社員に向けて「ANAグループ体操」を活用し、健康維持を積極的に支援しています。ANAグループ体操は広く公開しておりますので是非、ご活用ください。

こちらよりぜひご覧ください!
「あかるく元気に、いきいきと!「ANAグループ体操」が完成しました!」

Q 睡眠、どう確保していますか?
安藤さん(運航乗務員):国際線に乗務するので、時差のある国への移動が多く、睡眠時間の確保が最も難しい課題です。海外にいても、できるだけ日本時間に合わせた生活を送ることで時差ボケを軽減しています。また、帰国後の昼寝は短時間で済ませ、夜にぐっすり眠れるように工夫しています。
亀島さん(産業医):効率的な仮眠は30分程度が良いとされています。また、朝に太陽光を浴びることで、睡眠を促すメラトニンの分泌が促進されます。不規則な生活の方には、サプリメントの活用も選択肢の一つです。
三代さん(貨物係員):私もシフト勤務なので、睡眠の課題は常にあります。週に2回以上は筋トレをしてリフレッシュしていますね。寝る3時間前には夕食を控えることで消化を助け、お腹が空いたらプロテインなどで補うようにしています。
池田さん(保健師):消化管を休ませるためにも「寝る3時間前は食べない」というのが理想です。ただ、空腹感が強すぎると寝付けないことがあるので、前の食事から時間が経っている場合は、消化の良いものを軽く摂取するとよいでしょう。
Q 食事、気をつけていることはありますか?
小林さん(旅客係員):シフト勤務は食事時間が不規則になりがちです。私は「空腹を感じたら食べる」という自分なりのルールを決め、野菜を多めに摂ることを心がけています。集中力を維持するためにも、何か食べるようにしていますね。
前田さん(整備士):不規則な食事時間に対応するため、弁当を持参したり、食生活全般に気を配る整備士も多いです。職場の自動販売機でも、サラダや春雨など、健康的な選択肢が増えていて助かっています。
亀島さん(産業医):体を作るタンパク質と、バランスを整えるビタミンは非常に重要です。サプリメントの活用や、納豆や麹といった発酵食品を取り入れて免疫力を高めることもおすすめします。また、朝食をしっかり摂ることで、1日の活動の質も変わってきます。理想は1日3食ですが、もし難しい場合は、1日を通してバランスの取れた食事を心がけることが大切です。
Q ANAグループでは「WEBウォーキング大会」や「やさいの日」、「体組成計体験・血管年齢測定」といった体験型イベントも多数実施していますが…
小林さん(旅客係員):ANAグループWEBウォーキング大会に毎年参加しています!私の職場では、歩数上位者には景品がもらえるため、一駅歩いて帰宅したり、休みの日で予定が無くてもウォーキングをしたりと、健康意識に繋がっております。また、同期先輩後輩等、歩数順位や合計歩数が見れる為、日々のコミュニケーションにも繋がっています。
山本さん(客室乗務員):私もANAグループWEBウォーキング大会に毎年参加しています。普段から歩く習慣があると思っていましたが、デスクワークの日には思っていたよりも動いていないことに気づくきっかけになりました。今後は、多忙な平日でも意識的に身体を動かすように努めていきたいです。
―ANAグループ各社では全国的にWEBウォーキング大会を開催し、皆さまの運動習慣の後押しを図っています。
【ANA沖縄空港】WEBウォーキング大会表彰式(社長賞)



前田さん(整備士):フィジカルヘルスイベントに参加して、自分の身体の状態を把握できたことは大きかったです。特に、血管年齢測定の結果が実年齢より高かったことがきっかけで、運動を始めるようになりました。
池田さん(保健師):体組成計などのイベントは社員にとても好評で、これまで健康にあまり関心がなかった層からも「楽しかった」という声をいただいています。
■身体測定会

―ANAグループでは、ご自身の身体について理解を深めていただくため、体験型イベントを全国各地で定期的に開催しています。多くの社員が業務の合間に参加しており、自身の身体と向き合う貴重な機会となっています。

■やさいの日
昨年度の様子について、LIVE ANA GROUPにて掲載しております。
「やさいの日イベントを実施」
https://www.anahd.co.jp/ana_news/2025/09/24/20250924-2.html

■ピンクリボン月間(客室センター)

今回の対談を通じて、参加者それぞれが自身の健康への意識をさらに高め、ANAグループ全体の健康増進に貢献していきたいという前向きな感想を述べてくれました。
ANAグループはこれからも、社員一人ひとりの健康を大切にし、「あんしん、あったか、あかるく元気!」な企業を目指して、健康経営を力強く推進していきます。社員の皆さんの健康をサポートし、誰もがいきいきと働ける職場環境をこれからも追求していきます。
ANAグループの健康経営に関する取組はこちらよりご覧ください。
「ANAGroup 企業情報 健康経営」

ANAホールディングスは「健康経営銘柄2025」に、またANAグループ26社は「健康経営優良法人2025」に選定されています。
プレスリリースはこちら:https://www.anahd.co.jp/group/pr/202503/20250310-4.html