能登を元気に!
能登復興ボランティアツアー&
大阪・関西万博招待フライトを実施しました

2025 / 05 / 19
地域との取り組み

4月19日~20日の2日間、ANAグループは、大阪・関西万博 特別デザイン機「EXPO2025 ANA JET」を活用した2つのチャーターイベントを実施しました。
一つは、社員提案制度によって実現に至った能登復興ボランティアツアーです。もう一つは、能登の子供たちを大阪・関西万博へ招待する招待フライトで、万博訪問に加えてデザインワークショップも実施しました。

<①能登復興ボランティアツアー スケジュール>
4月19日
関西空港⇒のと里山空港(10:25-11:30)~災害ボランティア活動

4月20日
震災を知る・観光(「のと鉄道 震災語り部観光列車」への乗車や伝統文化体験など)
~のと里山空港⇒関西空港(18:00-19:15)

<②大阪・関西万博招待フライト スケジュール>
4月19日
のと里山空港⇒関西空港(12:10-13:25)~デザインワークショップ 参加

4月20日
大阪・関西万博 訪問~関西空港⇒のと里山空港(16:15-17:00)

19日午前、ボランティアツアーに参加される30名のお客様が、「EXPO2025 ANA JET」にて、関西空港からのと里山空港へ出発されました。
出発時、ANA関西空港株式会社のスタッフを中心に、搭乗ゲートでの記念品の配布や、ランプエリアでのお見送りなどを行いました。

能登復興ボランティアツアーを企画したANA社員(左:岡野さん、右:佐保さん)
ANA関西空港スタッフによる手作りバゲージタグとお見送りの様子
能登復興災害ボランティア活動の様子

のと里山空港到着後、ボランティアツアーに参加された皆様は、輪島市での災害ボランティア活動に参加されました。翌日20日には、震災を風化させないために運行されている「のと鉄道 震災語り部観光列車」への乗車や伝統文化体験など、復興に取り組む能登への想いを感じるツアーを体験されました。

19日午後には、のと里山空港に到着した「EXPO2025 ANA JET」に石川県立七尾特別支援学校(教員・生徒とそのご家族)の皆様計75名様がご搭乗され、関西空港に向けて再び出発しました。

到着後、関西空港近隣の施設に移動し、大阪府立すながわ高等支援学校の皆様とともに、障がい者とプロのデザイナーの「共創」によりアート作品を生み出しているクロスチーム(株式会社クロス・カンパニー)によるデザインワークショップに参加されました。大阪・関西万博への訪問をとても楽しみにされていることから、万博をイメージした作品を制作される方も多くいらっしゃいました。
翌日20日、石川県立七尾特別支援学校の皆様は、大阪・関西万博にて会場の雰囲気を楽しまれた後、夕方の飛行機で関西空港を出発し、のと里山空港にお帰りになりました。

筆やローラーなど様々な道具を使い、思い思いの作品が完成

のと里山空港でも、19日の七尾特別支援学校の皆様の出発時や、20日のボランティアツアー参加者がお帰りの際にはお見送りが実施されました。スタッフの心のこもった手作りバゲージタグやメッセージボードも素敵です!

今回の企画を担当された、ANA経営戦略室 企画部 事業戦略チームの住吉真実さんからお話を伺いました。

ANAは、のと里山空港に唯一就航している航空会社というご縁もあり、能登の皆様に対して何かできないかと考え、今回の企画に至りました。楽しそうに絵を描くお子様の姿が見られて、とても嬉しかったです。また、大阪・関西万博を応援しているANAグループとして、今回の企画を通じて「日本を元気にすること」に少しでも貢献できればと思っています。

ANAグループは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」、石川県が掲げる震災からの「創造的な復興」、そしてANAグループの経営ビジョン「ワクワクで満たされる世界を」という3つのビジョンを融合させ、今回未来を担う子供たちに向けて、当企画を準備しました。引き続き持続可能な未来社会の創造に貢献していくとともに、能登の復興を支援し、地域社会の活性化に尽力します。
また、ANAグループは2025年大阪・関西万博のPRサプライヤー・ 未来社会ショーケース「スマートモビリティ万博 空飛ぶクルマ」 シルバーパートナーとして、大阪・関西万博の成功に向けて取り組んで参ります。