佐賀インターナショナルバルーンフェスタ・
熱気球日本選手権にANAグループ社員が出場!
榮枝由真さんにインタビュー!

2024 / 12 / 27
その他

毎年約90万人を動員する佐賀の一大イベント・佐賀インターナショナルバルーンフェスタ。その中で開催される熱気球日本選手権に今年出場を果たした、ANA福岡空港株式会社の榮枝由真さん。
職場ではオペレーションマネジメント部に所属し、運航支援業務に従事する傍ら、第一線の熱気球選手として活躍しています。榮枝さんにお話を伺いました。

お話を伺った人

榮枝由真(さかえだ ゆま)さん
2020年 ANA福岡空港入社
入社以来、オペレーションマネジメント部に所属。
運航支援業務やステーションハンドリング業務等に従事し、円滑な運航のサポートに努める。

Q. 熱気球との出会いと入社のきっかけを教えて下さい。

大学の熱気球部への入部が熱気球との出会いです。在学中に熱気球パイロット技能証を取得し、卒業後は#skyhackerという社会人チームで熱気球活動を行っています。
在学中はフライト活動以外にも「気象班」として気象状況を解析し、競技に参加するパイロットへ気象ブリーフィングをする役割も担っていました。贅沢なことに4年間気象を専門として働く方に師事しながら、空を飛ぶために天気を見ることの楽しさ、そして誰かをサポートすることのやりがいを教えていただきました。
その経験から、卒業後も「空と天気に携わる仕事がしたい!」と考えるようになり、そんな自分の想いにピッタリだと感じたANA福岡空港オペレーションマネジメント部を志望し、今に至ります。

学生時代の榮枝さん(前列左)。気象班の仲間とともに気象解析の技を磨いた。

Q. 現在の会社での業務について教えてください。

「運航支援業務」に主に従事しています。運航支援業務とは、飛行前の運航乗務員に対して安全で快適に飛行できるルートや高度、気象状況などの情報を提供したり、飛行中の飛行機をモニターし天候や離着陸に関わる最新情報を提供する仕事です。常に変化する天気をモニターして解析するのは大変ですが、運航乗務員から「あなたのアドバイスのお陰で揺れずに飛行できたよ」などと感謝されると、頑張ってよかったなと感じます。
現在は運航管理者という国家資格の取得にも挑戦中です。

運航支援者として業務中の榮枝さん

Q 今年の11月、佐賀インターナショナルバルーンフェスタ・熱気球日本選手権に出場されたときのことを教えてください。

会社の上司の理解・支援もあって出場することができました。自分の中で諦めずに一歩を踏み出してみる大切さと、そしてその一歩を応援してくれる仲間のあたたかさを感じました。
その想いを胸に、意気込んで参加したバルーンフェスタでしたが、パシフィックカップ36位(69人中)・日本選手権23位(39人中)と納得のできる順位を得る事はできませんでした。上位には名だたるパイロットが並び、力の差を感じる5日間でした。
最終日の競技終了後にはたくさんの方が熱気球を追いかけ近くまで来て下さり、笑顔でカメラを向けてくれました。もっと多くの人に熱気球を通して笑顔を届けたい、と改めて感じた瞬間でした。

ANA福岡空港では「榮枝選手を応援しようの会」が発足!

Q. 今後の目標を教えてください。

まずは来年のバルーンフェスタで入賞を目指します。今後は国際大会にも出場していきたいです。長期的には、所属チーム#skyhackerで行う、大会の主催・運営や小学校での気球教室などを通して、よりたくさんの方の希望溢れる・ワクワクできる未来を創るお手伝いができればと思っています。
また、仕事ではまずは、運航管理者の資格取得に全力を尽くします。

ANAグループの経営ビジョンにある「空からはじまる多様なつながりを創り、社員・お客様・社会の可能性を広げていきます。」を実現するために、仕事を通しても熱気球選手としても挑戦を続けます!応援よろしくお願いします!