ANAグループは社員と家族が笑顔で過ごせるよう
男性の育児休暇・休業取得促進に取り組んでいます!
ANAグループは、男性の育児参画を促進することにより、社員や家族の生活と充実した人生のサポートに取り組んでいます。2023年度からは、一部の会社のみであった育児休暇制度をANAグループ全社に展開し、取得を促進しています。
▼育児休暇・休業(以下、育休)を取得したANAグループ男性社員5名にインタビューしました!
ANA大阪空港株式会社 神戸事業部オペレーション課 山田 幹太さん
ANA福岡空港株式会社 総務部 経営企画課 荒木 俊彦さん
ANAテレマート株式会社 営業サポート室 ADDチーム 川上 公平さん
ANAウイングス株式会社 客室部 福岡客室乗務室 客室乗務グループ 亀山 京平さん
株式会社OCS 通関センター 大阪通関チーム 佐々木 雄希さん
亀山さんとお子様
Q.育休を取得した理由やきっかけを教えてください
亀山さん:初めての育児ということもあり、分からないことも多くあったからです。職場の管理職が、育児の先輩としても話をしてくださり、育休の説明を受けた際に取得しようと思いました。私はANAウイングスの男性客室乗務員の第1期生であり、自分が最初に様々なことを経験していくことになるだろうと日頃から感じていました。経験したことや感じたことを発信することで、後輩へ繋ぎ、良い意味でロールモデルになれればと思います。
荒木さん:妻からの要望もありましたが、個人的にも妻の産後のフォローや子供2人の育児に主体的に関わりたいと思い、迷わず育休取得を希望しました。男性の育休取得への理解が職場の中で浸透していたことも後押しをしてくれました。
荒木さんとお子様
Q.育休取得に向けて、職場や家庭での不安はありましたか
荒木さん:異動配属後すぐに育休取得することに対して申し訳なさを感じつつ上司に相談しましたが、二つ返事で快諾してくださいました。担務も育休を見越して配慮いただきました。育休前にはタスクを整理し、優先順位をつけた上で引継ぎを実施しました。家庭での不安は特に感じておらず、逆に子供と過ごす時間をじっくり取れることが楽しみで仕方なかったです!
山田さんとお子様
山田さん:第2子の出産だったので、パートナー入院時の第1子の子育てについて不安がありました。ですが、職場には仕事と育児を両立している社員がたくさんいるため、子育ての悩みや役に立つ情報などを相談でき、安心することができました。
Q.育休取得中はどのように過ごされていましたか
佐々木さん:妻には自身のケアを優先してもらい、私中心で家事や育児を行いました。夜間の授乳は交代でどちらかがミルクを作って授乳、一方が寝るなど連携しながらお互い負担になりすぎないよう心がけました。
Q.復職に向けて、何か準備や工夫したことはありますか
川上さん:期間中に妻と育児や家事における役割分担を決めました。そのため、復帰後も育児をしながら妻とお互いを尊重し生活することができています。
山田さん:職場の方に感謝の気持ちを伝えることを一番意識しました。手順の抜け漏れがないように丁寧に業務を行うことを意識して復帰しました。
佐々木さんとお子様
Q.育休取得を経験していかがでしたか
佐々木さん:もし自分が育休を取得していなかったら、育児と仕事の両立が難しく、妻や子供との関係がぎくしゃくしていたかもしれません。また、そのことで職場にも影響が出ていたのではないかと思います。
亀山さん:男性が育児に参画するのは、今や当たり前だと思います。今回の経験を活かして、より取得しやすい環境づくりに向けて行動していきたいです。
川上さん
川上さん:育休期間中に娘が少しずつ大きくなり、たくましくなっていく成長過程を見ることができ、非常に有意義な時間となりました。期間中に妻がどのようなことで疲労がたまり、悩んでいるのかを知ることができました。また、具体的に自分が家の中でできること、なすべきことを知ることできたため、私自身が孤立せず妻と一緒に子育てができていると感じています。
荒木さん:育休取得を迷っておられるようであれば、「是非取った方が良い!」とお伝えできます!
▼インタビューした皆さんの職場の上司からもコメントをいただきました!
株式会社OCS 中岡 伸之さん(佐々木さんの上司)
ご家族のために日々やる気に溢れているのを感じると共に、それが周りに良い影響を与えているので、チーム全員のモチベーション維持に大きく貢献してくれています。
ANAテレマート株式会社 小峠 摩希子さん(川上さんの上司)
職場内で育休取得は特別なことではなく受け止めています。お子さんの話をきっかけにした子育てコミュニケーションも生まれ、チームメンバーも癒されています。
左:宮内さん
右:山田さん
ANA大阪空港株式会社 宮内 竜平さん(山田さんの上司)
復職後、より一層仕事に対して熱心に取り組まれています。元々仕事に対して情熱と責任感を持っていましたが、今後はあまり無理のない範囲で頑張っていただきたいと思います!
ANA福岡空港株式会社 宮崎 誠さん(荒木さんの上司)
仕事に対して責任感を持つことは大変重要ですが、父親は1人しかいないのでチームの皆さんを信頼して自分ができることを、今一番必要な場所で精一杯やり切ってください!!
ANAウイングス株式会社 小川 由紀子さん 中村 啓子さん(亀山さんの上司)
働き方や業務を問わず、様々な人財が当たり前に育休を取得できることで、本人だけでなく会社も良い状態になっていくと思います。職場の上司は、できる限り本人の希望に応えることができるよう寄り添ってあげてほしいと思います。
ANAグループは、将来を担う子どもたちが健やかで幸せに成長できる社会の実現に向け、9月19日の「育休を考える日」に賛同しています。
https://www.sekisuihouse.co.jp/ikukyu/
これからも社員とその家族が笑顔で過ごせるよう、仕事と育児の両立を支援する活動に取り組んでまいります。
<お知らせ>
仕事と育児の両立支援に向けて、ANAグループ内の新規事業提案制度(Da Vinci Camp)から、社員発案による社員同士の保育サービス「チャイルドケアステーション」(以下CCS)を始めています。
CCSはANAグループ社員同士で育児を助け合う保育サポートシステムです。子育て経験のあるCAや保育資格を持つCA、CA OGが兼業で保育に参加し、事務局が保育を必要とするANAグループ社員とのマッチングを行っています。働く親が安心して仕事に行けるよう、育児と仕事を両立しながら長く働ける仕組み作りを目指しています。
CCSについて:https://www.ccschildcare.com/