企画展「岐阜かかみがはら航空宇宙産業100年史」開催
~ANA整備士の講演会や
アップサイクル商品の展示を実施!~

2024 / 08 / 26
地域との取り組み

ANAあきんど名古屋支店は、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(愛称:空宙博(そらはく)、所在地:岐阜県各務原市)にて開催されている企画展「岐阜かかみがはら航空宇宙産業100年史」に協力しています。

詳細はこちら:https://www.anahd.co.jp/group/pr/202407/20240703.html
※本企画展は9月1日(日)まで開催しています

岐阜県各務原市は、現存する国内最古の飛行場を中心に、航空宇宙関連企業・工場が多数集まるなど、日本の航空宇宙産業の重要な拠点の一つです。
空宙博では、各務原市で航空宇宙産業が始まり約100年を迎えたのを記念して、これまで築かれてきた産業の歴史を振り返り、未来へとつなぐべく、企画展を開催しています。

本企画展では、パネルや当時の製品など、様々な展示物を用いて航空宇宙産業の歴史を紹介するほか、次世代を担う取り組みとして、ANAと川崎重工業がコラボ開発した廃棄部品のアップサイクル品や、新燃料の航空機や最新の宇宙機器の開発など、可能性あふれる航空宇宙産業の未来を紹介しています。

パネル展示入口
現在・未来の航空宇宙産業
ANAと川崎重工業で製作に挑んだパスケース、キーホルダーなどのアップサイクル品
※アップサイクル品は岐阜の航空機部品製造業各社(ウイングフィールド株式会社、
株式会社ナベヤ製作所)の工場で加工されています。

8月10日(土)には、「ANA整備担当者が語る!B787の秘密」と題して、ANAの現役整備士がANAグループがローンチカスタマーとして開発を牽引した「ボーイング787」の説明を通して、航空産業の魅力を伝えました。

当日は、航空ファンや実際に航空機製造に携わる方を中心に100人ものお客様がご来場され、B787の見分け方クイズや、実際に航空機部品を触ったりなど、講師との交流を楽しみながら学びを深めていただきました。

お客様からは、「普段知ることができないB787の秘密を知ることができた」「B787に乗りたくなった」「整備士の貴重な実体験や業務の話が聞けて、益々自分の作業に誇りを持って臨める気分になれた」などのお声を頂戴し、非常に活気あふれるイベントとなりました。

当日の様子

今回登壇された整備センターの町田 政浩さんと、企画運営を実施したANAあきんど名古屋支店の足立 峻平さんにお話を伺いました。

ANA整備センター
教育訓練部
町田 政浩さん

「B787は製造会社から運航するエアラインまで様々な企業の協力のもと誕生した機種です。今回の講演ではそのようなB787のファンに、そしてANAファンになっていただきたいと考え、地域産業とのつながりや整備担当者としての経験、魅力を中心にお話をさせていただきました。お客様の反応からも共感や関心、新たに発見したご様子など様々な表情を伺うことができ、そして何より笑顔が多く見られました。また整備作業をする上での整備士たちの姿勢や技術力の高さをこの場を借りて伝えることができました。日本の航空宇宙産業の重要な拠点の一つである場所で講演が実施できたことを嬉しく思います。今回をきっかけに是非とも次世代の航空を担うメンバーが誕生し続けていくことを期待しております!」

ANAあきんど名古屋支店
足立 峻平さん

「講演会やふるさと納税を通して航空ファンの方々に各務原の航空宇宙産業を応援していただきたいと思い、企画に協力させていただきました。その中で、改めてANAが使用している機体に各務原の生産品が多く含まれている事を認識し、私もお客様と一緒に学び、航空宇宙産業の魅力に気づくことができる大変貴重な機会となりました。今後はさらに各務原の皆様との縁が深まることを期待するとともに、航空ファンを起点とした多くの方に空宙博・各務原へ訪問をいただき、産業発展の一助となるような企画を推進してまいります。」

ANAと川崎重工業コラボ開発のアップサイクル商品を展示している企画展「岐阜かかみがはら航空宇宙産業100年史」は、9月1日(日)まで開催しています。
ぜひお越しください!

ANAグループと企画にご協力いただいた
岐阜県・空宙博・川崎重工業の皆さま

※ANAと川崎重工業コラボ開発のアップサイクル品は、下記よりお申し込みいただけます。
▼ANA Mall内ANAワクワクショップ
https://anamall.ana.co.jp/shop/top/0009-0009/

▼ANAのふるさと納税サイト
※寄付への御礼として受け取ることができます
https://furusato.ana.co.jp/donation/top/21213