ANAウイングスに兄弟パイロット誕生!
~お二人にお話を伺いました~

2024 / 06 / 05
その他

ANAウイングスに兄弟のパイロットが誕生しました。2015年に入社しボーイング737の機長として乗務している兄の齋藤 僚さん(以下 僚さん)と、2022年に入社し2024年2月にボーイング737の副操縦士となった弟の齋藤 健さん(以下 健さん)。

今回、お二人にインタビューを実施しました。

兄の齋藤 僚さん(写真左)、弟の齋藤 健さん(写真右)

まずは弟の健さん、副操縦士への昇格おめでとうございます!今のお気持ちをお聞かせください。

健さん:
長い訓練期間を経て、ようやく操縦士としての一歩目を踏み出すことができました。訓練時代は思うようにいかず時には涙を流すような日もありましたが、そのような経験も含めて今の私が形成されていると感じます。ここまで支えていただいた多くの皆様への感謝を忘れず、これからも日々自己研鑽を重ねていきたいです。

お二人はなぜパイロットになろうと思ったのでしょうか?

僚さん:
幼い頃から空や宇宙そして飛行機に関する図鑑などが大好きで、航空博物館や県営名古屋空港によく連れて行ってもらいました。将来どんな職業に就こうか?と思った時からパイロット以外は考えられませんでした。

健さん:
大学時代に航空部というグライダーに乗って空を飛ぶ部活動に所属していました。目の前に広がる大空を自由に飛べることに感動し、パイロットの道へ挑戦することを決めました。
兄とは同じ高校で、大学の専門分野や部活動なども共通する部分が多く、似たような道をともに歩いてきたような気がします。兄弟ともに航空関係に興味を持つ環境にいられたこと、そして航空身体検査に合格できるよう健康に育ててくれた親に感謝しています。

副操縦士への昇格し初フライト後の健さん

お二人とも幼少期や学生時代から飛行機に興味があったんですね。
僚さんは一足先にパイロットになりましたが、弟さんが同じパイロットを目指していると聞いた時はどのように思いましたか?

僚さん:
弟が航空大学校を受験すると聞いた時、とても驚きました。まずは健康に気をつけて夢に向かって頑張って欲しいと伝えました。航空大学校入学後は弟と一緒にフライトできる日を楽しみに訓練を応援し、就職活動の際にはANAウイングスの魅力をたくさん伝えました。

お兄さんからANAウイングスの魅力などを伺っていたとのことですが、最終的な入社の決め手を教えてください。

健さん:
航空大学校に入学後、様々な会社の説明会や見学会に参加しました。その中でもANAウイングスの充実した操縦士の育成制度や、社員のチーム意識の高さに魅力を感じたことが入社を決めた大きな理由です。
また、実際にANAウイングスのパイロットとして乗務する兄の姿を間近で見てきたことも決め手の一つです。いつの日か兄弟で一緒に空を飛び、多くのお客様に素敵な空の旅を提供したいと思い入社を決めました。

さっそく同乗フライトがあった二人
フライト前に航路や天候の確認をしている様子

なるほど!やはりお兄さんの存在は大きかったのですね。
機長として乗務しているお兄さんの姿はどのように映っていましたか?

健さん:
各フライトごとに入念に準備を行っている姿を間近で見てきました。台風や降雪などの厳しい運航環境の中でも「全てのお客様を安全に目的地へと届ける」という責任感を持って働く姿に兄弟ながら憧れを抱いていました。

ここに至るまで悩みや疑問などを相談したり、相談に乗ったりしましたか?
その時の印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

健さん:
基礎訓練から現在に至るまでたくさん相談に乗ってもらいました。フライトに対する素朴な疑問から、日々の勉強方法や悩みについても遠慮せず聞くことができる貴重な存在でした。また、知識や学習方法など教えてもらった内容は私の訓練同期にも共有し還元することができて、とても助かりました。
特に基礎訓練課程において、私の苦手分野だった状況把握について「見るべき時に見るものを見る」というアドバイスをもらいました。状況が変化した際には、必要な情報が何なのかをまず理解しデータを入手すること。そしてそれらを元に、自身が行う行動や判断へとつなげる基本的な考え方を身につけることができました。現在でも多くの場面で活用できており、実施するべきことが重なった際に焦ることなく優先順位をつける際の一助となっています。

僚さん:
知識や技倆についてももちろん教えましたが、「パイロットは1人の力だけではなれない、同期と協力して乗り切って欲しい」とアドバイスしていたので、それをしっかり実践し仲間と協力しながら乗り越えていたことが分かりとても嬉しいです。

「パイロットは1人の力ではなれない」という言葉がありましたが、やはりパイロットにはチームワークが重要なのでしょうか?

僚さん:
はい。飛行機の運航はパイロットやCAだけでなく、整備士やスタッフの方々など多くの方のサポートがあって成り立ちます。パイロットは離着陸の技倆だけでなく、チームとしての力を最大限発揮出来るようマネジメントし、安全運航を実現することが非常に大切な能力だと考えます。

同乗フライト後に撮影したボーイング737の前での兄弟ショット

ありがとうございます。とても大事な視点ですね。
このお話を聞いた上で、健さんはどのようなパイロットを目指していきますか?

健さん:
お客様に安心して空の旅を楽しんでいただけるように、運航を支える多くの皆様と連携し一便一便に情熱を持って取り組んでいきたいと思います。
また、北は利尻空港から南は石垣空港まで日本全国に就航するANAウイングスの路線を通して日本の魅力をお届けできるよう精一杯頑張りたいと思います。

それでは最後にお二人から、パイロットになりたいと思っている人たちにアドバイスがあれば、お願いします。

パイロットを目指すことだけにこだわらず、幅広い視点を持っていろいろな経験を積んでスタートラインに立って欲しいと思います。その経験や知識が今後のパイロット人生にも生きてくるはずです。夢を夢で終わらせず最後まで諦めず、健康に気をつけて頑張って欲しいです!

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