ものづくりで笑顔を生み出すANAグループの職人たち
~宮崎・青島から世界を目指して~

2024 / 05 / 07
ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン

 ANAウィングフェローズ・ヴイ王子(AWO)が開設した紙と木の工房「ANA青島ファクトリー」が、「HANEDA BLUE WEEK」に参加しました。
 初開催となったHANEDA BLUE WEEKは、国連が定めた世界自閉症啓発デーと厚生労働省が定める発達障害啓発週間に合わせて、4月2日から8日までの7日間、羽田空港第一ターミナル5階THE HANEDA HAUSE内特設スペースで開催された無料展示イベントです。
 羽田空港のバリアフリーサービスに関するパネルとともに、「ANA青島ファクトリー」で働くANAグループ社員が制作したぐい呑みやポチ袋など、多数の作品が展示されました。

<ANA青島ファクトリー>
 南国・宮崎県が誇る景勝地「青島」の、美しい海岸線を望むANAホリデイ・イン リゾート宮崎と、隣接する「こどものくに」内に開設した2つの工房から構成され、「ANAグループがお届けする紙と木を生かした製品。青島から世界へ」をコンセプトに事業を展開しています。

展示会の様子
ポチ袋の制作過程を実演

 今回、展示会出展に携わった社員の方にお話しをお聞きしました。

ANA青島ファクトリー
大王 春美さん(入社7年目)

 私は手先を使う細かい作業が得意です。青島の商品はすべて手作りなので、自身の特技を生かすことができ、とてもやりがいを感じています。これからもANA青島ファクトリーの一員として、「温かみのある商品」「思わず手に取りたくなる商品」を目指して、商品一つひとつを丁寧に、心を込めて制作していきたいです。

Q.今まで制作された中で思い出深い商品を教えてください。
 青島神社とコラボレーションした、 手漉き(てすき)紙製の御朱印帳です。

Q.制作にはどのくらい時間がかかるのでしょうか?
 1ヶ月に30冊を担当者4名で制作しています。

Q.どの作業が一番難しいですか?
 御朱印帳の糊付けの作業がとても難しいです。20枚の手漉き紙をじゃばら状に糊付けしていく際に、1枚でもズレてしまうと綺麗な形にならないため、丁寧さと集中力が必要になります。

ANA青島ファクトリー
熊谷 亮さん

 ANA青島ファクトリーは、6名の社員が名刺と2種類のポストカードを作成するところからスタートしました。それから毎日紙を漉き、飫肥杉(おびすぎ)を研磨し、少しずつ仲間を増やしながら新商品をみんなで考え、着実に成長してきました。今回HANEDA BLUE WEEKを通して、多くの方々に私たちの姿や作り上げてきた様々な商品を見ていただけたことを大変嬉しく思います。

Q.青島ファクトリーの商品の売れ筋TOP3(人気商品)を教えてください。
 「名刺(点字入り)」、「御朱印帳」、「ぐい呑み」 です。

Q.商品制作で大切にしていることはなんですか?
 全員参加で商品制作に取り組むということを大切にしています。
 デザインや制作方法、必要な工具等は全員でアイデアを出し合い、ミーティングを重ねて決定しています。制作中も、イラスト、紙漉き、研磨、カッター、笑顔での接客など、各々がもつ得意分野を活かしながらスキルを集結させ、一つの商品を作り上げています。

Q.青島ファクトリーの魅力とは?
 青島ではメンバー同士の仲が良く、全員が楽しそうに、和気あいあいと働いています。外部から見学にいらっしゃるお客様からも、その雰囲気の良さを評価していただくことが多いです。

Q.今後の展望や想いを教えてください。
「青島から世界へ」。これは開所当時から私たちが共通して持ち続けている想いです。
 新商品の開発、既存商品の品質向上を目指し続けるのと同時に、今後はさらなる販路拡大も目標に据えています。

宮崎の県木である飫肥杉を材料としたぐい呑み
手漉き紙製の御朱印帳

 商品の売れ筋TOP3にも入っているぐい呑みは、滑らかな底部に仕上げるための研磨や、漆を均等に塗る工程が特に難しく、すべて手作業で完成まで半年以上を費やす社員の大作です。
 また、御朱印帳の材料にはフラワーペーパーと酒パックのパルプを混ぜ合わせ、優しい手触りと色味を両立させていて、手づくりならではの魅力があります。
 展示されている作品を通して、制作に携わる社員の想いと、手に取る人にあたたかさを届けるものづくりのこだわりを感じることができました。

ANAウィングフェローズ・ヴイ王子(https://www.anawf.co.jp/
ANA青島ファクトリー(https://www.anawf.co.jp/original38.html