八丈島線の定期便で継続的に
SAFを活用するプロジェクトを開始!

2024 / 01 / 23
サステナビリティ

ANAグループは、12月25日、羽田-八丈島線の定期便で継続的にSAF(持続可能な航空燃料:Sustinable Aviation Fuel)を活用する「HACHIJO SAF PROJECT」を開始しました。

東京都がバイオ燃料開発事業者などに対して一部の経費を助成し、脱炭素化とバイオ燃料産業の活性化を促す助成事業を公募、それに対しANAが提出した「SAFの活用による羽田=八丈島路線のCO2排出量削減事業」が採択されたことにより実現しました。

1日3往復全6便、2025年5月まで継続的にSAFを帳簿上1%〜10%*程度、通常の航空燃料と混合して活用します。継続的な国内線定期便でのSAF活用は日本で初めての取り組みです。

この日、東京都の小池 百合子 都知事が羽田空港で航空燃料の給油状況を視察し、ANA 代表取締役社長 井上 慎一 さんがご案内をしました。SAFは、通常の航空燃料に最大50%まで混ぜて使用しても安全性が担保されており、貯油タンクや、パイプラインなど既存の給油設備をそのまま使うことができます。

小池 百合子 東京都知事の羽田での視察の様子

小池 百合子 都知事
「SAFの原料となる廃食油をどう確保していくのかなど、課題と解決策を進めつつ、サプライチェーンを作っていくことが必要だと思います。」

ANA 代表取締役社長 井上 慎一 さん
「SAFは、環境対策のキーとなる大事な燃料です。」
 航空輸送は観光や製造業など他の多くの産業と密接に関わっており、羽田空港は日本と世界、地域と地域をつなぐ重要拠点です。また、航空輸送は離島での生活にとっても欠かせません。一方で、航空輸送は単位あたりCO2排出量が鉄道等の他の公共交通よりも多いのも事実です。八丈島線では1往復あたり約38トンのCO2を排出していますが、本事業を通じて削減できるライフサイクルCO2排出量は累計約400トンの予定です。

航空業界は2030年までに10%の航空燃料をSAFに置き換える目標を掲げており、東京都も2030年までに都内温室効果ガス排出量を50%削減(2000年比)することを目指しています。ANAグループはこの取り組みを通じて、脱炭素化社会へ向けたSAFの認知拡大と普及を促していきます。

*事業期間中は継続的に約1%以上のSAFを通常の航空燃料と混合して活用します。事業開始時の1週間(12月25日〜31日)、3月末〜4月初旬頃の1週間、5月初旬頃の1週間(合計3週間程度)は約10%を活用する計画であり、平均で約2%のSAFを通常の航空燃料と混合して活用します。