「ワクワク×社内兼業インターンシップ」
座談会を開催しました!

2024 / 01 / 26
ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン

 ANAグループでは、社員のエンゲージメント向上を目的として社員に対する様々な施策や支援を行っていますが、その中でも「多様な働き方」に関する取り組みは社内外問わず関心を集めています。
 今回、今年度からの新たな取り組みである「ワクワク×社内兼業インターンシップ」で実際に社内兼業をしている社員同士で座談会を行いました。ANAグループにおける「多様な働き方」に対するリアルな声をお届けします!

座談会登壇者

渡辺 耕平
所属:ANA 調達部 エネルギーチーム
インターンシップではモビリティ事業創造部エアモビリティグループにて空飛ぶクルマの実現に向けたプロジェクト推進を担当。

山元 勇人
所属:ANA オペレーションサポートセンター 空港サポート室旅客サービス部 サービス開発チーム
インターンシップでは広報部 SNS・メディアプランニングチームにてSNS(Instagram,X,Youtube,TikTok,Twitter,Facebook)の企画、撮影、編集を担当。

児玉 りか
所属:ANA X株式会社出向(原籍ANA)ライフサービス事業推進部 事業企画チーム
インターンシップではANA 人事部 ANA's Way推進チームにて社内向け視聴コンテンツ「ミライちゃんねる」に関わる業務全般(企画立案、配信参画、告知業務、実績分析等)を担当。

山口 さやか
所属:ANA 客室センター グローバル推進部 グローバル業務課
インターンシップではDEI推進部にて社外に対する戦略的な情報発信(ASW、SNS、Live ANA Group)を中心に担当。

Episode:1 自分のスキルを活かし、新たな挑戦へ

― 皆さんはなぜ社内兼業に応募しようと思ったのでしょうか?

山元:
動機の一つは、得意分野の動画制作やデザインのスキルを活かせると思ったからです。二つ目は、自身のキャリアにつなげるために将来的に社内クリエイターを目指したいと思っていたので、募集していた広報部 SNS・メディアプランニングチームでの働き方やSNSの運用について学びたいと思い応募しました。

― 他の皆さんは山元さんのように自分が持っているスキルを活かしたかったのか、または新しいチャレンジをしたかったのでしょうか?

児玉:
私は客室乗務員として入社し現在はANAXに出向していますが、出向先におけるANA's WAYの浸透度を上げるために、全社員が視聴できる社内コンテンツ「ミライちゃんねる」を活用することで浸透度向上に貢献したいと思いました。あとは自分のキャリアプランを考える中で、社内兼業制度を利用してどの分野が自分に合っているかを経験できることに魅力を感じたというのが動機です。

渡辺:
私は自分のスキルを活かすというよりも、新しいスキルを身に付けたいと思い応募しました。本業で多忙な日々の中でも新しいことを学ぶ重要性を感じていたので、社内外問わず兼業の機会を探していました。管理職という立場でしたが「やりたい!」という気持ちが大きく、応募しました。

山口:
私は外国籍の客室乗務員が所属する部門での業務経験と、海外実務研修や社外出向経験などの多様な経験をしてきていたため、DEIの分野に興味がありました。また、児玉さんと同様に、今後のキャリア設計を考えた時に何か新しいことに挑戦したいと思っていたタイミングで、DEI推進部が社内兼業を募集していたので、迷わず応募しました。

Episode:2 失敗を恐れずに挑戦することの大切さ

― 社内兼業に臨む上での目標はありますか?

渡辺:
兼業では「空飛ぶクルマ」の事業に携わっています。この事業は私自身だけでなくANAにとっても新しいフィールドなので、失敗を恐れずにチャレンジしていこうという強い思いを持って臨んでいます。

児玉:
現在は出向先でマーケティング業務に携わっていますが、コーポレート部門である人事部の業務理解も深めたいという目標を持っていました。また、今までの業務経験で得たものを活かして、渡辺さんと同様に失敗を恐れずに挑戦したいという気持ちで兼業を始めました。

― 山元さんは今までにもANA社内における様々な動画コンテンツの制作にも携わってきたんですよね。

山元:
そうですね。社内にこんなクリエイターがいるぞ!ということをアピールしたかったのと、スキルを活かしたいことが一つです。あとはSNSを使ってANAへの関心が低い人に対してANAの魅力を伝えていくためのアプローチを企画することを目標としています。

山口:
私の本業はDEIと関連性が高い部門なので、まずはグループのDEIの考え方や知識を深めることでDEIが浸透した職場づくりに貢献したいことが一つです。また、兼業終了後もDEI推進部との架け橋となるような役割を果たしたいと思っています。

Episode:3 心境の変化

― 兼業を経験して、心境にどんな変化がありましたか?

山口:
私は新しいことへの挑戦自体にワクワクを感じました。同時に、所属部門での仕事に対するモチベーションが上がりました。また、兼業を始めたことで所属部門の同僚とのコミュニケーションも増えたので、チャレンジをして良かったと感じていますね。

山元:
私も兼業を始めてから、兼業に興味を示してくれる人が増えました。業務調整は難しいですが、上司や同僚のサポートを受けながら活動しています。また、ANAの様々な取り組みを身近に感じることもできました。

Episode:4 ワクワクを感じながらの兼業

― 兼業を通して楽しかったエピソードはありますか?

児玉:
私は兼業先の人事部では、社内向けの配信コンテンツ「ミライちゃんねる」で、配信告知や司会者として関わっていました。同僚から「配信を見たよ」と声をかけてもらう機会が増え、色々な人と話すことで人脈が広がり、楽しさを感じています。

― 新しい出会いが生まれてきたということですね。

渡辺:
私もキーワードが「出会い」なんです。兼業を通して今まで出会えなかった人々と接点を持つことができ、兼業先の皆さんの熱意に触れたことで本業も頑張ろうと思いました。あとは兼業先の業務「空飛ぶクルマ」は新しい事業のため、どんなお客様に乗っていただけるのかなど、みんなでアイデアを出し合って形を作っていくプロセスにワクワクを感じています。

― 山元さんの兼業先での担当は、SNSでの社外発信企画をされているのですね。

山元:
そうですね。SNS発信は広報部の皆さんの他にSNSサポーターズがグループ内にいて、私はその一員を担っています。サポーターの人達と一緒に”どうやったらバズるか?”をキーワードに企画立案をしている時は、非常にワクワクしながら楽しんでいます。

山口:
私も山元さんと似ていて、兼業ではDEIに関する情報の社外発信業務を担当しているのですが、9月19日にSNSで発信した「#育休を考える日」の投稿内容を考えたり、コーポレートサイト内のDEIページのリニューアルに携わったことで、DEIの知識を学べただけでなく、自分が考えたものが世に出て形として残ることに面白味を感じましたね。

Episode:5 兼業の難しさとタイムマネジメント

― 一方で兼業において、どんなところに難しさを感じていますか?

児玉:
本業との両立とタイムマネジメントですね。

渡辺・山元・山口:
同じです。両立とタイムマネジメントは難しいですよね。

児玉:
私は兼業を始める前に、本業の上司や同僚が協力してくれて、業務の優先順位などを明確にし、WBS(Work Breakdown Structure、作業分解構成図)を用いて本業と兼業先の上司にもスケジュールを共有し、徹底的にタスク管理をしました。おかげで限られた時間の中で効率よく業務が進められました。

山元:
素晴らしい!100点ですね!

山口:
私は本業の業務配分を考慮し、兼業へ快く送り出してくれた上司と同僚には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。一番大切だなと思ったのは、本業と兼業先の上司とコミュニケーションを取り、業務進捗を知ってもらうことだと感じています。

渡辺:
時間の使い方は本当に難しいです。本業と兼業では体の使い方が違うので疲れてしまうこともあります(笑)。でも、兼業をやりたくてもできない人がいる中、このような貴重な機会をもらえたからやり切りたいという気持ちです。改めて時間の使い方は難しいと感じています。

山元:
私は常に上司との面談を通して、本業の進捗状況の確認や兼業先での状況を共有し、それに伴っての本業の業務負荷を常に確認していただいてます。

Episode:6 兼業の経験から得たヒントとモチベーション

― 皆さん様々な工夫で本業との両立をしているわけですが、兼業の経験を今後どのようなことに活かしていきたいか、何かヒントは得られましたか?

渡辺:
前例がないような新しい業務ですが、兼業先で頑張っている皆さんは本当に空飛ぶクルマを飛ばしたいという気持ちを持っていて、この気持ちってすごい大切だと思いますし、何か難しいものがあっても、何のためにどう頑張って乗り越えるかということを改めて実感しました。

山元:
本業でオンラインチェックインなどの利用促進をする観点では、兼業で培ったプロモーション手法や、伝え方は活かせるヒントになると思っています。

児玉:
入社5年目という若年層のタイミングで、実際に経営資源の中で「人」を育てることや風土醸成をする業務をコーポレート部門である人事部で経験できたことは、今後ANAで働いていくためのモチベーションが上がると思うので、私の中でかなり大きな収穫になりましたね。

山口:
兼業先で学んだ多文化共生という面を活かして、本業で一緒に働いている外国籍客室乗務員のエンゲージメントの向上にどのように寄与できるかを考えていきたいですね。また、組織運営面でも取り入れたいと感じたこともあるので、円滑な組織運営ができるよう経験を活かしていきたいです。

Episode:7 今後、兼業を考えている仲間へ

― 最後に社内兼業を考えている仲間へメッセージをお願いいたします。

山元:
社内兼業の魅力は、本業もやりながら兼業先で企画力や思考力などを養えるところに加えて、人脈が築けるところです。今までつながることがなかった方々と一緒に仕事ができるよい機会です。兼業をバックアップしてくれる上司や同僚も必ずいますので、ぜひチャレンジしてください!

児玉:
兼業という制度で、自分のキャリアの可能性を探して広げていけるという点はおすすめしたいですね。応募するにあたって職場の理解や本業との兼ね合いなど不安があると思いますが、一人ひとりのキャリアの支援という観点から上司も理解を示してくれたので、安心して挑戦してもらいたいと思います。

渡辺:
私は新しい経験をするのが、決して社内兼業だけではないと思っています。兼業に興味があるのであれば、新しい出会いや気付きもありますし、このような機会はなかなかないので、チャレンジしてみるのもよいのではないかと思っています。

山口:
異動を伴わずに他の部署の業務が経験できることは貴重な機会だと思いますし、視野も広がり新たな出会いもある魅力的な制度だと思います。本業と兼業先の皆さんからの手厚いサポートや後押しがありますので、挑戦したい気持ちがあればチャレンジして欲しいです。

― 皆さん、お話ありがとうございました。

人事部からのコメント

ワクワク×社内兼業インターンシップ制度を企画・立案した人事部担当者に当制度の目的や実績と成果、今後について話を伺いました。

「今年度からの新経営ビジョン『ワクワクで満たされる世界を』を実現するために、多様な業務経験を得ることでの成長や、リスキリングを行うことでの多様な働き方を支援することを目的として今年度の新たな取り組みとして導入いたしました。
 2023年6月から当制度を導入、現時点で第1弾から第4弾まで公募が終了し、2023年10月時点で22名の社員がインターンシップを経験しています。
 インターンシップ終了者からは『日常業務の視野が広がった』『他職場の雰囲気を知ることができた』等の理由から高い満足度を得られており、自己成長や今後のキャリアを考えるきっかけとなったと好評を得ています。
 今後はANA原籍社員を対象とした本社部門の公募から、順次受入部署の拡大をし、グループ社社員への対象拡大を図りたいと考えています。」