自然がカギ、サステナブルな取り組みを！
～「海と風」がテーマのオリジナルTシャツが完成しました～

今年も、ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会が、11月10日（金）から14日（火）に開催されます。

ウインドサーフィンは、風を味方にして戦うサステナブルなスポーツです。前回2022年の大会では、選手への給水をペットボトルからマイボトルへ変更するなど、大会全体でプラスチックごみを削減するSDG'sにも取り組んできました。

ANAグループで地域創生事業を担うANAあきんどは、今回の2023年大会を通じて、お客様や関係者、選手とともにサーキュラーエコノミー（廃棄物をなくし、資源を循環させ、自然を再生するための循環型の経済システム）を実現したい！との想いから、Tシャツプロジェクトを発案しました。不要な服をリサイクルして作った、Tシャツを使用したプロジェクトです。

プロジェクトは、クロスチーム（株式会社クロス・カンパニー）と「あらゆるものを循環させる」をコンセプトにされている株式会社JEPLANにご協力をいただいています。

「BRING™」（運営：JEPLAN）は、様々なアパレルブランドなどと協⼒し、使われなくなった服の回収をおこなっています。回収した服は、リユースまたは素材ごとにリサイクルしています。オリジナルTシャツには、回収した服の中からポリエステル100％の服を対象に独自技術を用いてリサイクルした再生ポリエステルを素材の一部に使用した『BLANK APPAREL™』を採用しています。

Tシャツのデザイン制作は、障がい者とプロフェッショナルが『共創』し、社会課題解決に向けた取り組みをされているクロスチームに依頼をしました。クロスチームには、障がいのある12名のチャレンジド・デザイナー®が在籍しています。その中の6名に、感じるままに表現をしていただき、使う色も書き方も違う個性が溢れる作品になっています。また、クロスチーム デザインディレクターの久世様に総合監修をいただき、ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会のオリジナルデザインが完成しました！
FLYING HONU（フライングホヌ）の3機と同じ色味に仕上がっていて、隠れHONUカラーのようになっています！

■クロスチーム デザインディレクター 久世様の想い
クロスチームの特徴は、障がいのあるチャレンジド・デザイナー®とプロとの共創です。創造の両輪として、チャレンジド・デザイナー®の作画のタッチ、息遣いまでをデザインに反映したいと思いました。
チャレンジド・デザイナー®のアート素材は、伸びやかで鮮やか、清々しい絵柄が多く、それらが自然相手のスポーツであるウインドサーフィンのイメージとつながるよう心がけました。

デザインを制作した今夏のワークショップでは、ウインドサーフィン、スポーツ、海などをモチーフに、チャレンジド・デザイナー®のそれぞれの個性、雰囲気、素朴で無垢な個性をウインドサーフィンの「海と風」というテーマにいかに当てはめるかが大変でした。

しかし、その大変さを忘れてしまう予期しない、意図しない傑作が毎回生まれます。
この化学反応が、クロスチームでの制作の醍醐味だと思います。

何度も循環させることが可能なサーキュラーエコノミーへの想いと、クロスチームの皆さまの共創から紡ぎだされる想い、そしてANAウインドサーフィンが大会を通じて目指したい想いがクロスしたことでTシャツプロジェクトが実現しました。
オリジナルTシャツは、大会会場でお買い求めいただくことができます。

■ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会
・日時：2023年11月10日（金）～11月14日（火）
・場所：津久井浜海岸「総合インフォメーションブース」

期間中、皆さまのご自宅に眠っているTシャツを回収します！ぜひ、不要なTシャツやサイズアウトしたお子様のTシャツをお持ちください！
オリジナルTシャツの販売もしております。

また、大会期間中、モバイルアプリサービス「ANA Pocket」チェックインチャレンジを実施します。横須賀周辺を歩いて、乗って、ゲーム感覚で楽しみながらいつもの移動でポイントが貯まる「健康」で「エコ」な生活をしてみましょう。

大会公式HPはこちらから：https://windsurfing-wc.jp/