
B767が就航40周年! 羽田空港で感謝のイベント
パイロット2人だけによる運航を初めて実現するなど当時最先端のハイテク機として開発され、長年身近な空の旅の一翼を担い続けているボーイング767が日本の航空会社の便として初めて就航してから6月21日で40周年となり、社員たちが羽田空港で記念のイベントを開きました。
ボーイング767はそれまでパイロットと航空機関士あわせて3人で運航していた旅客機を初めて2人で運航できるようになった機種で、低燃費・低騒音でありながら高い上昇性能を持つハイテク機としてアメリカで開発されました。
日本の航空会社の便としては、40年前の1983年6月21日にANAの羽田発松山便として初めて就航し、今も国内線や近距離国際線として身近な空の旅の一翼を担っています。
40年周年を迎えた6月21日、日頃の感謝の気持ちを伝えようと初便と同じ羽田空港の松山行きの搭乗ゲートで社員たちが記念のイベントを開きました。

イベントではゲート周辺にモデルプレーンや就航当時の写真が飾られたほか、この40年間で使用された4種類の歴代制服を身にまとった客室乗務員がお客様を出迎え、記念のネックストラップとステッカーを手渡しました。

搭乗を前に、ボーイング767のパイロットで今年40歳になる中里恭洋機長が挨拶し、「私と同じ年となるボーイング767が、40周年を迎えてたいへん嬉しく思います。長い歴史を経て成熟した飛行機で、安心して空の旅をお楽しみください。」と述べました。
この日は多くの航空機ファンが訪れ、客室乗務員やパイロットだけでなく、グランドハンドリングや旅客係員、整備士の社員と一緒に写真を撮るなどして、40年間の歴史を感じながらフライトを楽しんでいました。
出発の際には、社員による横断幕でのお見送りも実施しました。

ANAは、この他にも遊覧フライトや格納庫での撮影ツアーを行うなどして40周年を記念することにしています。
B767就航40周年記念サイト:https://www.ana.co.jp/group/767_40th/