ANAグループ「DEIフォーラム2022」を開催!
~今年のテーマは『Never Stand Still』~

2023 / 01 / 25
ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン

ANAグループでは、2015年度に「ANAグループ ダイバーシティ&インクルージョン宣言」を発表以降、ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(以下、DEI)推進の中心となるイベントとして、全グループ社員を対象にしたフォーラムを毎年開催しています。
今年も職場に寄り添うDEIの加速とエンゲージメント・生産性の向上による組織力強化を目指し、「第8回ANAグループ DEI フォーラム2022」を開催致しました。

今回のDEIフォーラムのテーマは『Never Stand Still』。コロナからの需要回復を捉えANAグループも「行動」=動く・変化することが求められるとともに、DEIの実現にむけても「行動(アクション)」が重要であることから、このテーマを選定しました。当日は会場の様子をオンラインで国内外へ配信し、約50ヶ所の事業所にてパブリックビューイングも開催。11月24・25日の2日間でのべ約2,000名のグループ社員が参加しました。


【オープニングスピーチ】

ANAホールディングス 代表取締役会長 片野坂 真哉

オープニングスピーチでは「前回のワールドカップ開催から僅か4年の間に世界は大きく変化した。現在もCOVID-19の影響は大きいが、環境問題やDEIの重要性は変わることなく世界中がこのテーマに取り組んでおり、ANAグループも揺るぎない前進を遂げてきていると思う。他社事例をやみくもにまねるのではなく自分の会社にあったDEIをみんなの力で作っていくことが重要だ。同じ組織の中でも個々の意見は多様であり、一人ひとりがもっと自分の個性、つまり『パーソナル・ブランド』を発揮していってもらいたい」というメッセージが伝えられました。

ANAホールディングス 代表取締役会長 片野坂 真哉

【対談】

テーマ:「価値創造を実現する組織① 〜若年層やマイノリティの力を生かすカルチャーとコミュニケーションとは〜」
品川女子学院 理事長 漆 紫穂子 様
ANA 代表取締役社長 井上 慎一

オープニングプログラムでは、画期的なアプローチで学院を再建されグローバルで通用する生徒の育成に取り組まれている品川女子学院 理事長 漆紫穂子様をお招きし、ANA 代表取締役社長である井上との対談形式でご講話頂きました。Z世代を含む若年層の価値観の理解や、様々な世代がその能力を発揮するための環境づくりや機会の創出、育成などについて、漆様自らのご経験から得た学びや気づきなど、行動化に繋がる沢山のアドバイスを頂戴しました。

品川女子学院 理事長
漆 紫穂子 様
ANA 代表取締役社長
井上 慎一

【パネルディスカッション】

テーマ:「価値創造を実現する組織② 〜私たちが目指すDEIなチームとインクルーシブリーダー〜」
EY Japan(株) ディレクター・ダイバーシティ、エクイティ&インクルーシブネス担当 梅田 惠 様
筑波大学 人間系 助教 河野 禎之 様
モデレーター:ANAホールディングス 執行役員 グループCDO(Chief Diversity, Equity & Inclusion Officer) 種家 純

EY JapanにてDE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルーシブネス)の推進責任者を担われている梅田 惠様と、「多様性社会」の実現に向けてダイバーシティ&インクルージョンを研究領域とし筑波大学インクルーシブ・リーダーズ・カレッジの立ち上げを担われた河野 禎之様をお招きし、パネルディスカッションを実施しました。
梅田様にはEY Japanにおける先進的なDE&I施策や事例のご紹介、Equityの必要性や取り組みを進められる上での課題感など企業として参考になるお話をいただきました。また、河野様にはDEIの必要性やDEIの実現に向けて、一人ひとり全員が「当事者として関わる」ことの重要性などについて語っていただきました。

EY Japan(株)
ディレクター・ダイバーシティ、エクイティ&インクルーシブネス担当
梅田 惠 様(パネリスト)
筑波大学 人間系 助教
河野 禎之 様(パネリスト)
ANAホールディングス 執行役員 グループCDO
(Chief Diversity, Equity & Inclusion Officer)
種家 純(モデレーター)

【ANAグループ社長によるディスカッション】

テーマ:「ANAグループ社長がリードするDEI~心理的安全性のヒント~」

今回のDEIフォーラムでは、ANAグループ38社の社長が自社での取り組み状況やDEI推進に向けたチャレンジについて語った動画を作成し紹介しました。その中から、組織やチームのパフォーマンスに最も影響を与えると言われている「心理的安全性」の浸透に取り組んでいる5社の社長をパネリストとして招き、ディスカッションを実施しました。
「心理的安全性」を日本企業で高めていくための4つのキーワードに触れながら、各社ごとの具体的な取り組みや社長自身のDEIに関する想いなどについて語っていただきました。

ANAグループ38社の社長による動画「社長から見たDEIチャレンジ」
ANAラインメンテナンステクニクス 代表取締役社長
細見 光徳(パネリスト)
MRO Japan 代表取締役社長
高橋 隆司(パネリスト)
ANAウィングフェローズ・ヴイ王子 代表取締役社長
白木 亜紀(パネリスト)
ANA X 代表取締役社長
轟木 一博(パネリスト)
ANAテレマート 代表取締役社長
原 尚子(パネリスト)
ANAホールディングス グループDEI推進部
西谷 真一(モデレーター)

【取り組み紹介「ANAグループDEI推進のチャレンジ」】

DEIフォーラムの2日目は、今年度導入された社内ドレスコードの柔軟化を受け、自由な服装でリラックスした雰囲気の中スタートしました。2日目冒頭では、ANAグループのDEI推進への取り組みについて、DEI推進の4つのポイントをもとに、その具体的なアクションをご紹介いたしました。

ANAホールディングス グループDEI推進部
小川 絵里子
ANAホールディングス グループDEI推進部
新井 哲朗

【パネルディスカッション】

テーマ:「世代による違いに注目!価値観の多様性」

「世代の違いによる価値観の多様性」をテーマに、20代と50代にフォーカスし互いの違いや多様性を理解することで、職場でのコミュニケーション活性化と一人ひとりがその力を発揮できる職場づくりを目指して企画されました。
事前に実施した社内アンケートでの世代別の特徴や傾向をもとに、コミュニケーションツールに対する捉え方の違いや若手社員の成長支援などについて、座談会形式でディスカッションを行いました。

ANAホールディングス 執行役員
グループCIO(Chief Innovation Officer)
荒牧 秀知(パネリスト)
ANA 人事部 担当部長
村田 加奈子(パネリスト)
ANAエアポートサービス 人事部
井口 勝平(パネリスト)
ANA オペレーションサポートセンター空港サポート室旅客サービス部
岡 みのり(パネリスト)
ANAホールディングス グループDEI推進部
角 亜紀子(モデレーター)

【パネルディスカッション】

テーマ:「ANAグループにおける”グローバル”とは ~トップマネジメントや海外事務所スタッフによるディスカッション~」

新型コロナウイルス、政情不安、エネルギーと食料価格の上昇、気候変動など急速に変化する世界で、ANAグループがグローバルマーケットにとどまるために必要なアクションやグローバル化の役割、必要とされる人材像などについて、海外事業所のスタッフとトップマネジメントがそれぞれの立場から想いや考えを発信しました。

ANA 取締役 常務執行役員
国際提携、未来創造 担当
宮川 純一郎(パネリスト)
ANA 上席執行役員 人事部長
辻 浩平(パネリスト)
ANA 執行役員
アジア・オセアニア室長 兼 シンガポール支店長
神田 真也(パネリスト)
ANAホールディングス 執行役員 グループCDO
(Chief Diversity, Equity & Inclusion Officer)
種家 純(パネリスト)
ANA 米州室
BARAJAS ANGIE(パネリスト)
ANA ウィーン支店
STIMAC ELITZA(パネリスト)
ANA マニラ空港 マネジャー
LINDA RIZABETH(パネリスト)
ANA 広州・深圳支店
LIU XING(パネリスト)
ANAホールディングス グループDEI推進部
LILIIA YAHELNYTSKA(モデレーター)

【ANAグループDEI推進 取り組み事例表彰】

ANAグループでは現在37社にDEIワーキングメンバー(推進担当者)を配置し、各社の課題に合わせたDEI推進を行っています。2021年度下期から今年度上期の活動報告をもとに、課題に向き合い新たな取り組みをしている「インクルージョン賞」、会社一丸となった推進事例の「チーム賞」、対象者や手段が多岐にわたり他社の参考となる「リーディングカンパニー賞」として3社の事例が表彰されました。

取り組み事例表彰を受けた3社
「インクルージョン賞」Peach Aviation
代表取締役CEO 森 健明(右)
DEIワーキングメンバー 山内 英彰(左)、榊田 朋子(右)
「チーム賞」ANAテレマート
代表取締役社長 原 尚子(左から二番目)、DEIワーキングメンバー 竹村 萌夏(中央)、松井 麻里(右から二番目)、田向 彩(右)
「リーディングカンパニー賞」ANAウイングス
代表取締役社長 勝岡 陽一(左から二番目)、DEIワーキングメンバー 神窪 昌子(中央)、久保 勇(右から二番目)、平野 敦子(右)

【クロージングスピーチ】

ANAホールディングス 代表取締役社長 芝田 浩二
ANAホールディングス 代表取締役社長 芝田 浩二

フォーラムの最後には、ANAホールディングス 代表取締役社長の芝田がクロージングスピーチを行いました。「今回のフォーラムを通じ『DEIとは何か』をあらためて整理した。一人ひとりが自分らしく強みを発揮しながらいきいきと働くことで組織が活性化し、生産性向上と企業の持続的な発展成長に繋がる。また、そのような職場環境の醸成には心理的安全性を高めることが不可欠であり、組織的な制度設計とチームレベルでの行動があって初めて、個人レベルの行動につながると理解した。この流れを具現化することが非常に大事であり、経営トップとしてDEIがANAグループの企業文化として根づくよう率先して取り組んでいく」という力強い言葉で今年のDEIフォーラムは終了致しました。

ANAグループでは、大きく変化するグローバル環境においても、持続的成長と新しい価値創造をかなえ、より良い社会の実現と豊かな生活に貢献するために、これからも職場のダイバーシティ・エクイティ・インクルージョンを推進していきます。