国内初!MRO Japanが欧州航空安全庁の重整備事業場に認定!

2022 / 11 / 17
あんしん・安全・衛生

日本で唯一の航空機整備の専門会社でANAホールディングスなどが出資する「MRO Japan」が、整備の品質の世界基準となる欧州航空安全庁「EASA」が認定する重整備の事業場に国内で初めて指定されました。これで、より高度な整備を受注できるようになり海外の需要などを取り込むことが期待されます。

「MRO Japan」は沖縄県の那覇空港にある日本で唯一の航空機整備の専門会社で、ANAホールディングスが出資する関連会社です。

高橋隆司社長は11月9日、MRO Japan本社で記者会見を開き、10月から欧州航空安全庁「EASA」が認定する重整備の事業場に国内で初めて指定されたことを明らかにしました。

「EASA」の認定は整備の品質の世界基準とされ、航空会社が整備を委託する先を決める際に重要な指針の一つとなります。

これにより、リースされた航空機を航空会社がリース元に返却する際に必要な整備など、これまでより高度な整備を受注できるようになり、さらに幅広いニーズに応えることができます。

「EASA」の認定を受けたことで、すでに来年の旅客機1機の整備を受注したほか、世界の富裕層が保有する旅客機をベースに作られた特別なプライベートジェット機の整備も受注が決まりました。

高橋隆司社長
「認定に基づく受注は年間5機ほどを見込んでいて、およそ1割の売り上げ増加を見込んでいます。念願だったEASAの認定を取得したことで今後、日本のLCCがリース機を返却するニーズにも対応することができると考えています。整備士の育成などをさらに進めていきたい」

(左)高橋隆司社長 (右)臼田洋樹取締役

また、MRO Japanは、沖縄県の石垣島出身の男性社員が高校卒業入社の社員としては初めて一等航空整備士の資格を取得したと発表しました。

MRO Japanは設立7年目で、生え抜きの社員が一等航空整備士になるのはこれで4人目となります。

一等航空整備士 平安名 勇太さん
「一等航空整備士の資格を取ったことはスタートだと思っています。さらに責任感を持ってしっかりと整備業務を全うしていきたい。整備士はかっこいいんだと若い人や島の子供たちに思ってもらえるよう頑張りたいです」