ヘルシーカツ丼に循環型サラダ
身体にも環境にも優しい機内食が続々!

2022 / 03 / 23
サービス・商品

健康のためカロリーや脂質を気にしている人にも気兼ねなく食事を楽しんでもらおうと、ANAはおからとこんにゃくから作ることで脂質を半分に抑えた「ヘルシーかつ丼」を開発し、3月から国際線の機内食で提供しています。

ANAは健康への配慮や宗教上の理由などで食事の内容を気にされるお客様も機内食を楽しんでもらおうと、20種類以上の特別機内食を導入するなど幅広いメニューを取り揃える「食のユニバーサル化」を進めています。

こうした中、国際線のビジネスクラスで利用できる新たな軽食メニューとして「ヘルシーカツ丼」を開発し、3月から提供を始めました。

「ヘルシーカツ丼」はおからとこんにゃくから作った新食材「Deats」に衣をつけて揚げたカツが使われていて、おからの臭いをなくす独自の技術によって食べ応えがありながら繊細な味わいとなっています。

またお米の半分にはこんにゃく米が使われていて、通常のカツ丼に比べて食物繊維は5倍に増えている一方、脂質は半分に、カロリーは40%減らしています。

ANA和食料理長の森誠剛さんが半年をかけて開発し、カツ丼らしい食感を出すため何度も試行錯誤してDeatsや衣の厚さを決めたほか、こんにゃく米でも米の甘みを感じられるよう、タレの味に工夫を重ねました。
ANAは、羽田空港と成田空港の国際線ANA SUITE LOUNGEでも春から「Deats」を利用したメニューを提供し、「食のユニバーサル化」を進めることにしています。

一方、エコノミークラスの機内食では、機内食の工場から出た食料残渣を堆肥にして育てた野菜「ソフトケール」を使ったミックスサラダの提供を3月から始めました。

下段左が以前のカップサラダ。右が新たに「ソフトケール」を使ったカップサラダ。

機内食工場から出る残渣はこれまでもすべてを堆肥や飼料として再利用してきましたが、堆肥で育てた野菜を機内食で提供する循環型の仕組みを導入したのは今回が初めてです。

この堆肥を使った豊かな土壌で育てられたソフトケールは高い栄養素を含みながらも柔らかく苦味が少なく、生でも美味しく食べることができます。

ANA 商品企画部 龍神 早紀さん
「カツ丼はいくらヘルシーでも味が美味しくないと提供できないので、和食料理長を中心にこだわって味の開発を行いました。実際に食べた方からも通常のカツ丼と味が変わらないというご感想をいただいていて嬉しく思っています。今回だけではなく全てのお客様の選択肢が増えるようにさらに食のユニバーサル化を進めていきたい」

ANAC 業務推進部 施設企画課 會田 成臣さん
「今回のソフトケールにとどまらず、今後も様々な展開を進めることで、食糧残渣の「リサイクルループ」の輪を太く大きなものにしていきたいと思っています。食の側面から様々な環境問題に対する意識を社内全体で高めつつ、ANAグループとしてお客様に新たな価値をお届けしたい」