いま、わたしたちにできる身近な社会貢献。
着なくなった洋服を開発途上国に、
そして子どもたちにポリオワクチンを。
~「古着deワクチン」の活動に参加しました~

2020 / 11 / 13

ANAグループで国際物流を支える株式会社OCSは、CSR活動の一環として、2017年から東南アジアのラオスに中古衣料品を寄贈してきました。

しかし今年は、コロナウイルス感染拡大の影響で、ラオスの輸入通関が厳しくなっていることや、発送準備作業の環境が密になるなどの理由で、やむ無く取りやめることに。


「当初は中止も仕方がないと考えていた」と話すのは、OCS 総務人事部の林和政さん。林さんは2017年からOCSのCSR活動を担当しています。この活動を中止にするか悩んでいるとき、OCSの福田社長から『CSR活動は、継続することが何よりも大切』とのアドバイスを受け、他の方法を模索することとなりました。

何かほかにできる社会貢献の方法はないか?

いくつかの方法を検討している中、以前お会いしたある人を思い出しました。
これまで取り組んできた活動の中でお世話になっている日本リユースシステムの今野さんです。今野さんは、「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」の活動で「古着deワクチン」という活動を進めている方です。

さっそくお電話をしてご相談する中で、「古着deワクチン」は、コロナ禍においても取り組める内容であることがわかり採用することになったそうです。
さっそく林さんは、OCS社内を皮切りにANA Cargoなど、ANAグループ内へも声をかけ取り組みの輪を広げました。

収集場所に回収用ボックスを設置
衣類はもちろんカバンや靴なども対象です

古着deワクチンとは

不要となった衣類などを、専用回収キットを購入して送付すると、

  • ・開発途上国の子どもたちにワクチンを贈ることができます。
    1口につき子ども5人分のポリオワクチンが寄付されます。
  • ・送った衣類は開発途上国で再利用され、現地での雇用を生んでいます。

また、専用回収キットの封入・発送は国内の福祉作業所で行っており、障がい者の方の雇用創出にもつながっています。

「古着deワクチン」の詳細はこちらをご覧ください
https://furugidevaccine.etsl.jp/about/

今年度は、ANAグループ内の9ヶ所で呼びかけを行い、集まった回収ボックスの衣類を専用キットに詰めると、約30袋にもなりました!

この回収袋は、Tシャツが約100枚入る大きな強化紙袋。最大25キロまで入れることができます。

取り組みに参加した、インターナショナル・カーゴ・サービスの社員からは、「部屋やクローゼットの中がスッキリして気持ちがいいだけではなく、手放した服を開発途上国へ送ることで世界の誰かの役に立ち、幸せを届けられている」と、仲間と共に感じられるその想いがうれしいと話しました。

日本から届く衣類などは、質が高く長持ちすると好評だそうです

あきらめずに挑戦することが大切

今回の活動をリードした林さんの座右の銘は、
「NO CHALLENGE NO FUTURE(ノーチャレンジ ノーフューチャー)」。
これまでの活動はしっかり継続しながら、単に続けるだけでは成長しないと感じ、セミナーを受けたり、展示会へ行ったり、どんどん新しい情報を収集しているそうです。こうした経験から、使用済み切手の寄贈や使い捨てコンタクトレンズの回収といった新しい取り組みにもつなげられたと話します。

OCS 林さん

ANAグループはこれからも努力と挑戦をつづけ、あんしん、あったか、あかるく元気!に多くの笑顔を生み出せる活動を進めていきます。

・OCSのCSR活動
https://www.ocs.co.jp/aboutocs/csr.html

・開発途上国での活動の様子